みなさんこんにちは〜
ジャンダルです
今回も引き続き熊野古道に旅行に
行ってきた模様をアップしていきます。
前回の熊野那智大社に続いて那智山第2部としてアップするのは、那智山のもう一つの顔「那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)」です。
熊野本宮大社の模様はこちら
熊野速玉大社の模様はこちら
熊野那智大社の模様はこちら
をご覧ください。
それでは行ってみましょう‼︎
那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)とは
今回も詳細はサクッとWikipediaから
青岸渡寺(せいがんとじ)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山にある天台宗の寺院。山号は那智山。本尊は如意輪観音菩薩。西国三十三所第1番札所。本堂および宝篋印塔は重要文化財。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の一部。
Wikipediaより
那智の滝で修行したインドの僧、裸形上人が観音像を安置したことが始まり、そして花山法皇が西国三十三所の第一番札所とした場所です。
那智山は熊野那智大社や那智の滝といった神社の神様の印象が強いと思いますが、実は明治になるまで神仏習合の修験道場として神社とお寺が一体化していたんです。
前回のブログでご紹介した熊野那智大社の境内で護摩木を焚いていたのは、こういう理由があるんです。
熊野那智大社のすぐ隣で昔は渡り廊下で繋がっていてお互い中から行き来できたそうです
BYブラタモリ
またアクセスは基本的には熊野那智大社と同じで階段で登ってくるか、実は青岸渡寺の境内に駐車場がありますので、高齢の方や足腰の悪い方は車で上がることをお勧めします。(通行料¥800)
青岸渡寺(せいがんとじ)
熊野那智大社の脇を抜け少し階段を降りると…
ジャーン
ありました、ありました
こちらが青岸渡寺です。
左側に熊野那智大社の屋根が少し見えるかと思いますが、ホントに隣接して立っていますよね。
ここまで神社とお寺が密接しているところは他にはないそうで、朱塗りの熊野那智大社と渋ーい木目の青岸渡寺この対比がとても面白いです。
本堂は織田信長に一度燃やされてしまいましたが豊臣秀吉により再建されました、いやいやホントに信長は暴れん坊ですね
本堂からさらに奥へ進んでいくと梵鐘と宝篋印塔があります。
こちらの写真は梵鐘で元享四年(鎌倉時代)鋳造という大変歴史のある梵鐘です。
さあ、それからさらに奥へ進んでいくと最後に最高の絶景が現れます。
それがこちら‼︎ ジャジャジャーン♪
今日一日いろいろ熊野の霊場を周り、階段を何段も登りくだりして、那智大社の467段の階段を登ってきて最後に辿り着いた見事な絶景です。
熊野那智大社の御神体である那智の滝と青岸渡寺の三重の塔、神仏習合を象徴する光景が最高の絶景を演出します。
この景色を見ていたら有り難さとか自然の偉大さを肌で感じて、なんだか疲れがどこかへ吹き飛んでしまいました。
こういう場所に来られるから、やっぱり旅はいいものですね
まとめ
さて前回と今回は那智山、大門坂、那智の滝、熊野那智大社と那智山青岸渡寺の模様をアップしてきました。
大門坂
昔ながらの道として、熊野古道という参詣道の面を存分に感じられるスポットです。
多少地味ではあるのですが、木に囲まれて直近に自然を感じながら歩くと、時間を忘れてしまいます。
スピード重視の現代に必要な癒しの効果なのかもしれません。
那智の滝
130mの落差日本一の滝としての圧倒的な迫力と御神体としての威厳のような力強さを感じさせます。
那智山のすべての始まりがここにあって、人を惹きつけてやまない魅力もある熊野の旅行での一番の見どころではないでしょうか。前日に雨が降ったこともあり水量も多くてさらに見応えがありました。
熊野那智大社
467段と言う階段を登り切って、たどり着くという大変さもあいまって有り難さもひとしおです。
境内は他の二社よりは小さめですが護摩木があったり、那智の樟という樹齢800年のクスノキの胎内くぐり、などいろいろな体験ができることも特徴的です。
青岸渡寺
神仏習合という特殊な環境が作り出した、さまざまな風景が興味深く、たくさんの発見がある場所でした。なんといっても最後に見た那智の滝と三重塔が織りなす風景には完全に心を奪われました。
それでは4回に渡り世界遺産熊野三山(熊野古道)の旅行の模様はここまでです、GWにはこの後、高野山にも行ってきたので後日その模様をアップして行きますのでそちらもお楽しみください。
高野山旅行の模様はこちらから飛べます。
それでは今回もご覧いただき
ありがとうございました〜
那智山青岸渡寺(なちさんせいがんとじ)
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
電話:0735-55-0401
駐車場:有り30台(神社防災道路通行料800円が必要です)