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高野山 旅行1(壇上伽藍と金剛峯寺)

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みなさんこんにちは〜
ジャンダルです

今回は先日アップした熊野古道に続いて、高野山に行ってきた模様を上げていきます。

前回の熊野古道を回った後に和歌山市で一泊してから、電車で高野山へ向かいました。

 

目次

高野山とは

 

今回も恒例の詳細はサクッとWikipediaを丸コピペ

高野山(こうやさん)は、和歌山県北部、和歌山県伊都郡高野町にある地域の名称であり、高野山という地理学上の山は存在しない。周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの山上盆地に町並みが広がる。高野山内は「一山境内地」といわれ高野山全域が寺の境内地とされ、境内の中に発展した町であり、元来は高野山全体と金剛峯寺は同義である。(Wikipediaより)

 

平安時代に弘法大師によって開かれた、真言密教の修行道場です。
宗教都市として1200年の歴史を誇る日本の仏教を代表するスポットです。

 
2004年に世界遺産にも登録され世界的な注目度も高く、コロナ前は外国人観光客も数多く訪れていました。

 

この一帯には宿坊も数多くありお泊まりでドップリと世界にひたるのもよし、日帰りでサクッと見るのもよしで観光地としても魅力溢れる場所です。

 
今回、私は朝のんびり出発したのでケーブルカーの高野山駅に着いたのはお昼過ぎになってしまったのでサクッと派の旅行となりました。

 

高野山までのアクセス

 

高野山まではJR橋本駅から南海高野線に乗って極楽寺橋駅まで向かいます。

南海というと私の年代だとプロ野球の南海ホークスが思い浮かびますね。
好きな球団ではなかったのですが、東京住みの少年には全く未知の電車だったので、ちょっと感慨深いです。

門田、ドカベン香川、バナザードあたりはよく覚えてますね。

 

極楽寺駅

 

そこからは歩いてすぐのところにある、ケーブルカーに乗って高野山駅へ向かいます、全長0.8Km、高低差328mで所要時間は約5分です。

 

高野山ケーブルカー

 

ケーブルカーは2019年に新しくなったばかりの車両で、とても綺麗でかっこいいですよね。

 

 

高野山駅に着くといよいよ高野山一帯に足を踏み入れることになります。

高野山駅でバスのフリー切符を買ってバスで移動することにしたんですが、その時もらったガイドブックに絶対おすすめの3カ所と書かれていた

「壇上伽藍」「金剛峯寺」「奥の院」を重点的に回ってきました。

ここからはその3カ所をひとつひとつご紹介していきます。

 

壇上伽藍

 

高野山に入り最初に向かったのは「壇上伽藍」です。

こちらは高野山のさまざまな行事が執り行われる、表の顔として荘厳な雰囲気がただよう空間です。

テレビでは何度も見たことのある風景ですが、やはり実物テレビよりも大きく感じて迫力が違いました。

まずはこちら中門です。

 

 

1843年の大火によって消失していた中門ですが、2014年に高野山開創1200年記念大法会の記念事業として再建されました、実はつい最近建てられたものなんですね。

 

続いてこちらが「金堂」です。

 

 


こちらも何度も火災で焼けてしまったのですが1932年に再建されました、なんと木造ではなく鉄筋コンクリート造で建てられたものなんです、それだけもう火事で焼けるのはごめんだとの思いがあってのでしょう。

この金堂は高野山でのほとんどの重要な行事がここで執り行われます。

 

その後は金堂の奥側に回ると「根本大塔」があります。

 

 

中は真言密教の世界観を表す立体の曼荼羅として仏像が配置されています。

そしてこの左側の松の木は「三鈷の松(さんこのまつ)」と呼ばれ、弘法大師が中国から投げた三鈷杵(さんこしょ)という密教法具が、この松に引っかかっていたことで、この高野山を聖地とすることを決めたという室伏広治もビックリの超人エピソードがあります。

ビックリ‼︎

全国に超人エピソードを持つ弘法大師ですが、ここはそのはしりと言えそうです。

この松の下で三叉の松の葉を拾うと幸せが訪れるそうです、私は残念ながら見つけられませんでした〜

 

壇上伽藍には非常に地味ながらも国宝の建物があります、正直地味すぎて誰も見向きもしない可哀想な存在

それが「不動堂」です。

 

不動堂

 

私は国宝が大好物なのでじ〜っくり見てきました。

1198年に創建されたとんでもない歴史ある建物なんです、
みなさんもっと見てあげてください‼︎

 

この不動堂を見終わると壇上伽藍は終了です、ということで次は「金剛峯寺」へ向かいます。

 

ですがこの壇上伽藍から金剛峯寺へ向かう小路が「蛇腹路」という、素晴らしく味のあるところなので紹介させてください。

 

 

しっかりと整備されているのに木々に囲まれて歩くのが、とても気持ちよく清々しい小路です。

 

この道を進んでいくと現れるのが金剛峯寺です。

 

金剛峯寺

 

「金剛峯寺」は元々は壇上伽藍も含めた高野山一帯を指していたのですが、現在の金剛峯寺は豊臣秀吉が母のために建てた「青巌寺」と「興山寺」というお寺が、合併して明治になってから高野山真言宗の総本山として「金剛峯寺」と呼ぶようになりました。

 

弘法大師とは時代的な関わりはないんですね〜 ビックリしました。

 

 

こちらが金剛峯寺の正門です。


かつては皇族や高野山の重職だけが正門からの出入りが許されたという格式高い門なのです。

 

現在は観光客はここから入っていけますが高野山の一般僧侶は横の小さな潜戸から入るそうです。

 

さあ正門をくぐって中に入っていきましょう‼︎

さっそく主殿が現れます。

 

 

 

中はさまざまな部屋に分かれており見どころはたくさんあるのですが、私は豪華な部屋よりも実務的な台所に非常に興味をそそられました。

台所では昔2000人分のご飯を炊いたと言われる釜や現在でも使われている、大きなカマドはとても見応えがありました。

 

もう一つの見どころはこちら、国内最大級の石庭「蟠龍庭」です。

 

 

こちらも意外と最近のお庭で1984年に弘法大師御入定1150年の記念に造園されました、禅寺にあるような枯山水の庭園でとんでもない広さを誇ります。

壇上伽藍が高野山の思想を表す象徴的な存在で、こちらの金剛峯寺はお寺としてもっと実務的な印象ですね。

 

 

まとめ

 

さあ壇上伽藍と金剛峯寺の紹介でだいぶ長くなってしまったので、一旦まとめたいと思います。

 

壇上伽藍では空海が真言密教の真理を表現した世界観に触れ、金剛峯寺ではとんでもない格式を持つお寺として、たくさんの部屋を回ることにより歴史を感じさせられます。

 

 

壇上伽藍と金剛峯寺は存在自体の意味合いが違うので、どっちを先に回るかということに意味はないでしょう。

そしてどちらも近い位置にあるのでぜひ「蛇腹路」を通って行き来するのがおすすめです。

 

今回はこの辺で一旦締めたいと思います。

次回はお昼に食べた精進料理や奥の院についてアップしていきますので、楽しみにしていてください‼︎
次回記事へはこちらから飛べます💁

 

それでは今回もご覧いただき
ありがとうございました〜

 


 

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