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リッチモンドホテル プレミア東京スコーレのサウナルーム 徹底レビュー【前編:Saunaルーム】

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今回はリッチモンドホテルプレミア東京スコーレのサウナルームに実際に宿泊した模様をご紹介していきます。

2015年に開業した「リッチモンドホテルプレミア東京押上」が「リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ」として2022年12月27日にリニューアルオープンしました。

リニューアルに伴い、6階と13階にはコンセプトフロアが新設され、体験型ホテルとしての滞在が楽しめるようになりました。さらに、5階には「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が運営する「SHARE LOUNGE」が入居し、有料でラウンジとして利用できます。

さらにレストラン「シズラー」による朝食提供も始まり、より魅力的なホテルへと生まれ変わりました。

今回は前編として、Saunaルームや寝室、館内設備についてレビューします。後編では、朝食とSHARE LOUNGEの詳細をお届けします。

後編の記事はこちらから↓

ジャンダル

とてもオススメのホテルなので最後までご覧いただけると嬉しいです!

この記事でわかること
  • 館内レビュー
  • 客室について
  • Saunaルームについて
  • 館内設備について

 

目次

リッチモンドホテルプレミア東京スコーレとは

リッチモンドホテルズについて

リッチモンドホテルズは京成電鉄とロイヤルホールディングスの共同出資にて設立したケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメント(株)が運営しています。

共同出資者のロイヤルホールディングスはあの「ロイヤルホスト」等のレストランチェーンの運営会社で、このホテルの朝食会場にもなっている「シズラー」も運営しています。

また、リッチモンドホテルズの中でも「プレミア」の名が付くホテルは、客室や設備が充実しており、観光目的の宿泊にも適した仕様になっているのが特徴です。

ジャンダル

ホテル名にプレミアが付く特別なホテルなんです。

リッチモンドホテルプレミア東京スコーレとは

2022年のリニューアルにより、6階にはサウナやスパに特化したコンセプトフロア「“湯屋”」、13階には文化と人との交流をテーマにした「Club“Culture”」が新たに誕生しました。

ホテル名にある「スコーレ」とは何なのか?と気になっている方も多いかもしれません。公式HPの説明を引用してご紹介します。

コンセプトは -SCLOLE- スコーレ

「スコーレ」は、ギリシャ語で、自由に楽しめる時間をいかに自分らしく過ごすか(余暇)を意味する言葉で、リッチモンドホテルズ初の体験型ホテル「リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ」の名前には、趣味に没頭する、サウナでくつろぐなど、心ゆくまでカルチャーを楽しんでいただきたい、という想いが込められています。

公式サイトより

 

6階コンセプトフロア「湯屋」

6階コンセプトフロア「湯屋」ではサウナを完備したお部屋が4タイプ用意されています。
(タブを開いてご覧ください)

6階「湯屋」部屋タイプ表
部屋名定員広さ寝室
Saunaルーム1名18.5㎡別室
Spaルーム2名36.3m²別室
Spa
ツインベッドルーム
2名71.8m²同室
Spaプレミア
ツインベッドルーム
2名68.8m²同室

SaunaルームとSpaルームは、サウナと寝室が別室になっており、一度部屋を出て移動する必要があります。一方、SpaツインベッドルームとSpaプレミアツインベッドルームは、サウナと寝室が同じ同室にあるため、一部屋で完結する造りになっています。

13階コンセプトフロア「Club“Culture”」

「Club“Culture”」はカルチュア・コンビニエンス・クラブがフロア全体の空間デザインを手がけたコンセプトフロアです。客室内の家電や本、アートのセレクトに加え、共有スペースのアートディレクションやブックディレクションも手掛け、独自の世界観を演出しています。

13階コンセプトフロア「Club“Culture”」ではが6タイプ用意されています。
(タブを開いてご覧ください)

13階「Club“Culture”」部屋タイプ表
部屋名定員広さコンセプト
ボックスシアター
ルーム
2名18.9㎡シアター
トライアルゲーミング
ルーム
2名23.5m²ゲーミング
スタンダードブック
ルーム
4名38m²ブック
ザ・ロイヤルブック
ルーム
49.6m²ブック
ザ・プレミアムブック
ルーム
4名54.4m²ブック
モダンジャパニーズ
スタイルルーム
4名71.7m²和モダン

館内の様子

それでは、さっそく館内へ!
フロントがある5階でチェックインを行います。

フロントの右側には「SHARE LOUNGE」があります。

フロントの左側にはアメニティバーがあります。

入浴剤は基礎化粧品の種類が多くて特に入浴剤にはバブがあったり、基礎化粧品には雪肌精があったりとても充実しています。

歯ブラシ、ヘアーブラシ、ヒゲソリもこちらから持っていきます、歯ブラシは極細毛で柔らかめで磨きやすかったです。

 

チェックインを済ませた後は、フロントスタッフの案内で6階の客室へ向かいます。

Saunaルームに宿泊する場合、客室内の設備について説明があるので、しっかり聞いておきましょう。 


エレベーターは3台ありスピードも速いですが、5階のシズラーやSHARE LOUNGEに行くお客さんも乗るので待たされることも多かったです。

 

Saunaルームの説明を受けた後に寝室に入ることができます。

 

客室の様子

それでは、いよいよお部屋のご紹介です。

Saunaルームに宿泊する場合、サウナ専用の部屋と寝室の2部屋を利用することになります。そのため、ルームキーが2枚渡され、それぞれの部屋を行き来する形になります。

今回の寝室は6階のダブルルームで、広さは18.9㎡。ダブルベッド(幅150cm×長さ203cm)が設置されています。

窓からの眺望はこのような感じです。東京スカイツリーとは反対側の南側には、住宅街が広がっています。

5階の屋根がすぐ前に見えるのですが、室外機の音が少し気になりました。深夜はエアコンの稼働が少ないせいか、あまり気になりませんでしたが、朝方になると室外機の「ゴーーッ」という音が気になることがありました。

 

続いては窓側から玄関側を見てみましょう。

ベッド上の照明が目を引きますね。高級ホテルのようなゴージャスな装飾が施されており、雰囲気がとても素敵です。

 

クローゼットは玄関にありますが、それとは別に壁掛けタイプのフックも設置されています。リッチモンドホテル恒例のパンツプレッサーも完備されていました。

 

クローゼットは玄関のすぐ横にあります。一番上のカゴは空なのでサウナ室へ移動の際に使うと便利です。

一番下の棚には、カゴに入ったパジャマが置かれ、その下にはセーフティボックス、さらにその下にスリッパが並べられています。

 

こちらが6階の平面図です。今回宿泊したSaunaルームは、下側の小さな部屋を2部屋利用する仕様です。一方、SpaツインベッドルームやSpaプレミアツインベッドルームは、上側の大きな部屋でサウナと寝室が一緒になっている仕様となっています。

 

ミニバーとデスク、その他備品について

お部屋をぐるっと回ったところで備品関係をじっくり見てみましょう。

ミニバー

まずはミニバーをご紹介します。上段にはお水が2本、ケトル、そしてグラスとカップがそれぞれ2個ずつ置かれています。

下段は保冷庫になっており、ここに注意が必要です。冷蔵庫ではなく保冷庫なので、「冷えているものを保つ」ことはできますが、「冷えていないものを冷やす」ことはできません。

 


お水はスカイツリー型のペットボトルで、内容量は245mlと少なめです。そのため、お部屋で飲まずにお土産として持ち帰るのも良いかもしれませんね。

 

サイドテーブル

ミニバーの横には小さなテーブルと椅子が置かれており、ちょっとした食事を楽しむには十分なスペースがあります。

 

デスク

次にデスクをご紹介します。デスクは半円形で、仕事や勉強には少し使いづらいかもしれませんが、パソコン作業や読書には問題なく使用できるスペースです。

 

デスク上にある下駄の形をしたランプがとてもオシャレで、部屋の雰囲気を引き立てていました。

また、5階のシズラーのお料理をルームデリバリーサービスで部屋まで届けてもらえるので、外に出なくても食事ができて非常に便利です。

デスクの奥にはACコンセントが3つありますが、1つはポット専用となっています。

引き出しの中には、メモ帳や充電器、宅配伝票などが収納されています。充電器はマルチタイプで、リッチモンドホテルでは標準の装備です。

 

テレビのリモコンはVOD(無料)には対応していますが、スマートテレビには対応していませんでした。

Wi-Fiは部屋ごとに割り当てられていますが、スピードは少し厳しい印象です。3回測定した中で一番良かった数字を載せておきます。

テレビ

TVはシャープのAQUOS40型(LC-40BH11)

 

また、館内や周辺施設の案内が掲示されており、コインランドリーの使用状況も確認できるようになっています。

前面端子

テレビの下にはHDMI端子とオーディオ端子があり、パソコンやFire TV Stickなどを接続して視聴することができます。

さらに、このホテルではVOD(ビデオオンデマンド)が無料で提供されており、邦画や洋画など、豊富なラインナップを楽しむことができます。

ベッド周り

次はベッド周りをご紹介します。

ベッドはダブル(幅150cm×長さ203cm)で、幅150cmのダブルベッドは少し広めで、ゆとりを感じられます。

 

ヘッドボードには左側に照明のスイッチがまとめられており、消灯も簡単にできます。さらに、ACコンセントが2つあり、寝ながらの充電も問題なくできます。

ヘッドボード左
ヘッドボード右

 

ベッドマットは全米ホテルシェアNO.1【SIMMONS(シモンズ)】社製マットレスを使っています。

ジャンダル

わりと柔らかめの寝心地でした。

 

パジャマ

寝間着はパジャマタイプで、サラッとしていてとても気持ちが良いです。フロントで販売もされているので、気に入った方は購入することもできます。

お風呂、トイレ、アメニティーについて

お風呂、トイレ

ここからは自室のトイレとお風呂をご紹介します。

Saunaルームがあるので、このお風呂はサウナ後にゆったりお湯につかりたい時や、朝にシャワーだけ浴びたい時などに便利です。

 

タオルは、バスタオルが2枚、フェイスタオルが2枚、ボディタオルが1枚、グラスが2個備えられていました。

Saunaルームにもタオルが用意されていますので、こちらのタオルはすべて自室用として使うことができます。

 

トイレはLIXILのシャワートイレです、シャワーは密集型で強さは普通ぐらいでした。

 

バスルームアメニティ

ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは真珠で有名なミキモトコスメティックス。リッチモンドではお馴染みですね。

ハンドソープもミキモト、ドライヤーはパナソニックのナノイーでした。

ジャンダル

定番のイオニティではなく上位機種のナノイーというのは嬉しいですね。

 

ハンドソープ
ドライヤー

 

Saunaルーム 

さて、ここからはお待ちかねのSaunaルームのご紹介です。

寝室とは別に、サウナ専用のお部屋を利用でき、完全個室で自分だけのスタイルでサウナを楽しむことができます。サウナ好きには最高の設備ですね。

お部屋の内装はブラックを基調にしており、落ち着いた印象で大人の雰囲気を醸し出しています。手前左側にトイレ、その先にサウナ、さらに奥には「ととのい」スペースがあります。

床は防水性のある人工畳が使われており、裸足で歩いても気持ちが良いです。濡れても水を吸わないため、腐ったりしないように配慮されています。

 

サウナ室

サウナ室は、シャワールームが前室となっており、さらに扉を開けて入っていきます。写真で言うところの右側の扉です。

サウナは朝晩問わず常に火が入っており、いつでも好きな時にサウナを楽しむことができます。

 

 

サウナ室はこぢんまりとしていますが、1〜2人で入るには全く問題ない広さです。

サウナのタイマーは12分計ではなく、砂時計が置かれていました。ただし、この砂時計が何分用のものかは分からなかったのですが、体感で15分程度だと思います。

 

 

こちらがフィンランドの「misa社のサウナストーブ」です。室温は85℃と少しぬるめに感じますが、自分でロウリュ(サウナストーブに水をかけて湿度を上げること)をすると、体感温度が一気に上がっていきます。

 

サウナでしっかり汗をかいた後は、キンキンに冷えた水風呂へダイブしたいところなんですがSaunaルームには水風呂はありません。その代わりにこちらのリクシル社製の新商品ボディハグシャワーを使って水を浴びます。

ただ、少し気になった点として、ホテルに問い合わせたところ、水温の管理は行っていないとのことでした。僕が泊まったのは真冬の1月だったので、水温もかなり冷たく、しっかり「ととのう」ことができましたが、夏の暑い日には、このシャワーだけでどこまで「ととのう」かは分からないですね。

 

セルフロウリュには、ラドルやアロマオイルもしっかりと用意されており、本格的に楽しめます。

ラドル
アロマオイル

 

アメニティはこの部屋にも置いてあります、中身は自室と同じミキモトですが使い切りのミニボトルタイプでした。

 

ととのいスペース

Saunaルームにも保冷庫があり、お水が1本サービスで常備されています。ただし、こちらも保冷庫なので、冷えてはいない点はご注意を(笑)。

 

保冷庫の上には、BOSEの「Bluetoothスピーカー」が置いてあります。このスピーカーは小さいのに、音質がとても良く、締まった低音がしっかりと出て、迫力のあるサウンドが楽しめました。さすがBOSEですね。

レビューはこちらから↓

 

部屋の奥の窓際には「ととのい」スペースがあり、水シャワーを浴びた後はこの椅子に座ってゆっくり過ごすことができます。

 

窓も少しだけ開けられるので、外気浴も楽しむことができます。外の空気を感じながらリラックスできるのは、サウナ後の贅沢なひとときですね。ただ、室外機がズラリと並んでいるのが少し見えてしまうのが気になる点かもしれません。

小さな洗面台もあります。

奥の棚には備品がたくさん置いてあります。

上段左からティッシュ、アロマオイル、ドライヤー、
下段左からバスタオル、フェイスタオル、作務衣、サーキュレーター(扇風機)です。

 

ととのい椅子は、サウナー界隈で有名なコールマンの「インフィニティチェア」でした。これは「人をダメにする椅子」として知られている製品です。

水平になるまでリクライニングすると、公式サイトでもうたわれている通り、「ストレスレスで、雲の上に寝転んでいるような上質な座り心地」を体感できます。

水シャワーの後にこの椅子に座って体をゆったりと預けると、全身の血液がぐるぐる回り、ディープリラックスな「ととのい」を感じることができました。

レビューはこちらから↓

 

ドライヤーはテスコムの「プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB500A」です。このドライヤーは大風量で、髪がすぐに乾くのが特徴です。サーキュレーターはシィーネット製でした。

ドライヤー
サーキュレータ

タオルはバスタオルが2枚とフェイスタオルが3枚あります。

 

館内着として作務衣が用意されているので、寝室とサウナ室の行き来もこれを着て移動できます。

また、玄関の右側にはトイレがあり、自室に戻らなくてもトイレに行けるので安心です。トイレは寝室のものより新しく、最新の設備が整っていました。

 

6階「湯屋」共用スペース

6階には共用スペースとして休憩所が設けられており、畳敷きの小上がりやサウナ雑誌が置かれたカウンターなど、サウナ後にゆったりと過ごすのにぴったりの場所となっています。

 

この休憩所からはスカイツリーが半分見られます。

 

自販機もあるので好きなドリンクを買って思い思いの時間を過ごすことができます。そしてサウナー界隈では有名な「チルアウト」や「オロポ(オロナミンC+ポカリスエット)」も作れてしまいます。

ホテルの方に聞いた話では、この自販機は「サウナ好きを意識して商品を選んでいる」との事です。これは嬉しいですね。

Saunaルーム詳細

利用時間チェックイン〜
チェックアウト
サウナ温度85℃
水シャワー温度
※水風呂なし
温度管理無し
(水道の温度)
サウナ案内リーフレット
サウナ案内注意書き

Saunaルーム感想

この個室サウナを目的にこのホテルに来たと言っても過言ではないほど楽しみにしていました。最近のサウナブームの影響で、どこも混雑しマナーの良くない人が増えてきて、嫌な思いをすることも多くなってきました。しかし、この個室サウナならその心配もなく、自分のペースでゆったりとサウナを楽しむことができ、非常にリラックスできました。

ジャンダル

誰にも邪魔されずにゆっくりとサウナを楽しめるのは、最高の贅沢と言えるでしょう。

 

ちょっと残念だったのは水風呂ではなく水シャワーというところボディハグシャワーは水に包まれる感覚で意外と使用感はいいのですが、やはり水風呂に浸かるのとは爽快感が違います。

また水シャワーの温度管理はしていないそうなので水道の温度が高くなる夏はちゃんと「ととのえる」かが気になります。もちろん水風呂が苦手という方やサウナに慣れていない方なら、なんの問題もないでしょう。

館内設備

ここからは館内設備をご紹介します。

自販機、コインランドリー等

インランドリーは6階にあり、全部で12台設置されているので、混雑することなくすぐに利用できるでしょう。

洗濯機はシャープの洗濯乾燥機が完備されており、洗濯から乾燥まで一度に済ませられるので、とても便利です。さらに洗剤も自動で投入されるので、手間がかからず快適に利用できますね。

 

寝室のテレビからランドリーの使用状況も確認できるのも便利ですね。

7階には自販機と電子レンジ、製氷器があります。

7階の自販機にはお酒もあります、6階のサウナフロアとは品揃えを変えています。

7階自販機
電子レンジ
製氷器

 

アクセスと周辺案内

アクセス

都営地下鉄浅草線、京成線、東京メトロ半蔵門線「押上駅」から徒歩1分、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩6分

 

「LIFE」「ニトリ」が入っているビルを目印に向かってください。

この通りの反対側には「京成リッチモンドホテル東京押上」という系列店舗があるので間違えてこちらには行かないように気をつけてください。

別店舗 京成リッチモンドホテル東京押上
ジャンダル

何を隠そう僕は最初にそちらへ行ってしまいました(恥)

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