今回は神奈川県横浜市の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」をレビューしていきます。
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルといえば、特徴的な外観と横浜港やみなとみらいの眺望が素晴らしいことで有名です。
バブル末期の1991年にインターコンチネンタルホテルの日本初進出ホテルとして開業し、近未来を予感させる「憧れの高級ホテル」として一世を風靡しました。外資系ホテルも増えた今どのようなサービスを提供されているのか気になるところだと思います。
そんなヨコハマグランドのクラブフロアに宿泊した模様をあますところなくご紹介していきますので、最後までご覧いただけると嬉しいです。
今回の記事では客室や館内の様子をお伝えし、次回後編ではクラブランジと朝食というホテル滞在におけるちょっと贅沢な体験をお伝えしていきます。
↓後編の記事はこちらからどうぞ↓
良かった点
- 窓からの眺望
- 個性的な外観とオシャレな空間設計
- 周辺施設が充実
気になった点
- 設備に多少古さを感じる
- スタッフさんの人手不足を感じる
- 周辺の閉店時間が早く夜はひっそり
価格比較はこちらからどうぞ↓
建物の様子
みなとみらい駅からは徒歩5分ほどの立地で、駅の商業施設と陸橋を渡ってすぐにたどり着きます。パシフィコ横浜の案内にしたがって行くとわかりやすいでしょう。
こちらが今回ご紹介する「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」の外観です。よく見る方角とは違い建物の裏側を見ることができます。
ヨコハマグランドとパシフィコ横浜の曲線が融合して美しいデザインです。ホテルに近づくにつれてワクワクしてきますね。
ロビーは2階まで吹き抜けでバブル期の豪勢な作りが感じられます。
クラブフロア宿泊者はクラブラウンジでのチェックインとなります。
クラブラウンジの詳細は後編の記事でご紹介しますので楽しみにしていてください。
チェックインが完了したら、ルームキーをもらってお部屋に向かいましょう。
共用部は港町横浜のイメージ通り「海」をモチーフにしたデザインとなっています。ネイビーブルーのカーペットがキレイですね。
エレベーターは5機あって到着も早かったです。
お部屋の鍵はカードキーでタッチすることで解錠します。
今回は2804号室で三角形の先端に近いお部屋です。
客室の様子
さあそれではお部屋の中をご紹介しましょう
今回は「1キング クラブ プレミアム ハーバービュー」というお部屋をご用意いただきました。もともとは26階で予約していたのですが28階にアップグレードしてもらえました。
ハーバービューということで窓からは横浜港の景色が広がっています。右奥には「横浜ベイブリッジ」も見えますね。
続いて窓側からお部屋の様子を見てみましょう。
ダークブラウンの家具にネイビーブルーのソファが映えますね。シックでとてもオシャレです。
デスクまわり
ここからは細部を詳細にチェックしていきましょう、まずはデスクまわりです。
デスクはテレビ台を兼ねているので作業スペースはさほど広くはないですが、パソコン作業程度であれば十分に使える広さです。
革張りのチェアが高級感を感じさせます。
デスク下の引き出しにはコード類、防災手引、テレビの下にはパジャマが入っていました。パジャマは後ほどご紹介します。
デスクの奥側にはユニバーサル電源とLANポートがあります。このあたりは少々年期を感じてしまいますね。
テレビはスマートテレビでNetflixやYouTubeなども見ることができます。
空気清浄機はシャープ、Wi-Fiはなかなか速かったです。
ベッドまわり
続いてベッドまわりです。
ベッドはキングサイズで180×200cmでした。
ベッドの左側には照明と照明スイッチ、ACコンセントが1つ有ります。
ベッド右側には電話、時計付きBluetoothスピーカー、ACコンセントが1つ、引き出しにティッシュが入っていました。
時計付きBluetoothスピーカーはiTOMAというメーカーの製品で目覚まし時計、FMラジオ、Bluetoothスピーカー、スマホ充電器(USBタイプA、C)という一台で4役のスグレモノです。
スマホ充電は無線充電にも対応していてiPhoneなどの対応機種であれば上に乗せるだけで充電ができるんです、これは自宅にも欲しくなりました。
ベッドマットレスはSimmonsで硬めの寝心地、パジャマは上下セパレートのワッフル地で肌触りもよく安眠できました。
ミニバー
エントランス部分を見ていきましょう。
左手前からミニバーコーナー、左奥にクローゼット、右側にはウェットエリアがあります。
ミニバーは台の上にあるコーヒー、紅茶は無料でいただくことができます。
左側にボトルウォーター2本、ケトル、コーヒーマシン、右側にはカップ類、コーヒーカプセル、紅茶、アイスペール、グラス類が置いてありました。
コーヒーマシンはイタリアの「illy」製、紅茶は「Lipton」でした。
台の下には冷蔵庫とセキュリティBOXがあります。
冷蔵庫の中はすべて有料でチェックアウト時に精算します。
こちらはクローゼットです。
バスローブやバゲッジラック、ルームシューズや体重計などがあります。
クローゼットの奥にはアイロンとアイロン台が隠れています。
ウェットエリア
ここからはウェットエリアです。
バスタブと洗面台、シャワーブースとトイレが一体になっている作りです。
外資系ホテルはこの形状が多いですが、個人的にはバスタブとシャワーブースは近づけて欲しいんですよね。お風呂のあとに床がびしょびしょになってしまうのがどうも苦手です。
バスアメニティはIHGホテル御用達「バイレードのバル ダフリック」
スウェーデンの香水ブランドの製品です。フレッシュでさわやかなとても良い香りです。
そのほかのアメニティはこちらです。
基礎化粧品にはミキモトのムーンパールが置いてありました。とくに女性にはうれしいですね。
バスソルトはヨコハマグランドオリジナルで海を思わせるクリアブルーと、潮風に包まれるような爽やかな香りが特徴です。オンラインショップで販売もしています。
ドライヤーはPanasonicの「イオニティ」でした。ビジネスホテルでよく見るドライヤーですね。これはちょっと残念ww
歯ブラシはヘッドが大きめですが毛先が柔らかく磨きやすかったです。
館内施設
館内施設についてのご紹介です。
こちらのフロアガイドでわかるかと思いますがレストランやバー、宴会場のほか、披露宴会場、チャペルなどを備えたフルサービスのホテルなのでとにかく広いです。
クラブインターコンチネンタルサロン
こちらは28階のクラブインターコンチネンタルサロンです。クラブフロア宿泊者が出入りできるサロンとなっています。
もともとはこちらがクラブラウンジとして運用されていましたが、2021年のリニューアルに伴い2階に移転したあとはサロンとして役目を果たしています。
28階から「みなとみらい」の景色を一望できる特別な空間で、2階のクラブラウンジとは違い眺望の良さが特徴です。
フードの提供は有りませんがコーヒー、紅茶はセルフで自由にいただくことができます。
ハーバービュー・フィットネスクラブ
ハーバービュー・フィットネスクラブはホテル内の会員制フィットネス施設です。会員制ではありますが宿泊者は無料、または有料にて利用できます。
すべての施設 | ¥6,600(税込) | プール、ジム、サウナ、シャワー、ロッカーのご利用 |
プールのみ | ¥4,400(税込) | プール、シャワー、ロッカーのご利用 |
サウナ | ¥3,300(税込) | ジム、サウナ、シャワー、ロッカーのご利用 |
ジムのみ | 無料 | ジムのみのご利用 |
サウナは近隣の温浴施設「横浜みなとみらい 万葉倶楽部」がオススメです。こちらは後ほどご紹介します。
クラブインターコンチネンタル ラウンジ
こちらはいわゆるクラブラウンジです。
クラブフロア宿泊者はフードやドリンク、アフターヌーンティーなどさまざまなサービスをうけることができ、チェックイン、チェックアウトもこちらで対応していただけます。
クラブラウンジの様子は後編の記事で詳しくご紹介しますので楽しみにしていてください。
夜景について
「横浜みなとみらい」といえば夜景のキレイなことで有名です。ここからはそんな「みなとみらい」の夜景をじっくりとご紹介していきます。
まずは今回の客室28階からの眺めです。
ハーバービューというだけあって横浜ベイブリッジをはじめとした横浜港の景色を一望することができます。対岸の街明かりや工場の照明などが輝いて幻想的な景色が広がっていました。
こちらは特徴的なヨコハマグランドの形がはっきりと分かる景色です。ホテルのすぐ近くの国際橋からの撮影です。
こちらはメルヘンチックな建物に囲まれおとぎの国に迷い込んだような場所からのみたヨコハマグランドです。非日常的な空間と非日常的なホテルという構図にしてみました。よこはまコスモワールドからの撮影です。
つづいてはちょっと離れて横浜ハンマーヘッドからの夜景です。ここには同じIHGグループのホテル「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」があります。
ヨコハマグランドとコスモクロック、ランドマークタワーが一同に介しとてもキレイな夜景を楽しむことができます。
アクセスと周辺案内
アクセスについて
アクセスは電車の場合は横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩約5分、JR京浜東北線・根岸線「桜木町」駅からは徒歩約12分です。
みなとみらい駅からのアクセスは公式HPに写真の案内がありますのでご活用ください
https://www.icyokohama-grand.com/assets/pdf/access/fromMMsta.pdf
駐車場はパシフィコ横浜地下1階の「みなとみらい公共駐車場」をご利用ください
- 普通車収容 1,154台
- 車高制限2.1m
- 電気充電スタンド有り
周辺施設について
周辺の観光施設についてご紹介します。
よこはまコスモワールド
http://cosmoworld.jp
ヨコハマグランドから道路を挟んだ反対側にあるのが遊園地「よこはまコスモワールド」です。大観覧車コスモクロック21を中心とした都市型遊園地で、小規模ながらたくさんのアトラクションがたのしい人気スポットです。
横浜みなとみらい万葉倶楽部
https://www.manyo.co.jp/mm21/
ヨコハマグランドから川をはさんだ位置にある温浴施設です。24時間営業で地上8階建ての館内に、温泉大浴場、サウナ、岩盤浴、リラクゼーション施設、お食事処などさまざまな設備が楽しめます。
カップヌードルミュージアム 横浜
https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/
万葉倶楽部のすぐ隣りにあるのが「カップヌードルミュージアム横浜」です。世界的に有名な日本初の食品カップヌードルの博物館です。
カップヌードル誕生の秘密やインスタントラーメンのパッケージ展示、オリジナルカップヌードルが作れるマイカップヌードルファクトリーなどたくさんの展示やアトラクションで楽しめます。
まとめ
それでは最後に「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」の感想をまとめます。朝食とクラブラウンジは次回の記事にご紹介しますので、もうしばらくお待ちください
良かった点 ⤴
・窓からの眺望
ハーバービューの客室は横浜ベイブリッジや横浜港を一望できる。
・個性的な外観とオシャレな空間設計
横浜を代表する建造物として長年にわたり君臨し、オシャレな雰囲気で魅了し続けている。
・周辺施設が充実
周辺にはレストランやアミューズメント施設が充実している。
気になった点 ⤵
・設備に多少古さを感じる
開業から30年以上が経過し設備のところどころに古さを感じることがある。
・スタッフさんの人手不足を感じる
チェックインやチェックアウトなど手続きや問い合わせなど時間がかかる事が多い。
・周辺の閉店時間が早く夜はひっそり
周辺の商業施設は22時ごろには閉まってしまうので、それ以降はひっそりとした印象。
おわりに
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは横浜のシンボルとして長年あこがれを持って親しまれてきました。
そして実際に泊まってみると抜群の眺望とオシャレな雰囲気に、とても満足のできる宿泊となりました。
「横浜みなとみらい」という成長し続ける街の中で、ヨコハマグランドは開業から30年以上経っても変わらずに輝き続けています。歴史と洗練されたセンスが光るこのホテルは、これからも進化し続けていくことでしょう。
皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは最後までご覧いただき
ありがとうございました〜
クラブラウンジ・朝食について
↓クラブラウンジと朝食の様子は後編の記事でご紹介しています↓
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ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
〒220-8522 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
TEL : 045-223-2300 FAX : 045-221-0650(代表)
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩約5分
開業年:1991年8月20日
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
お部屋:総客室数594室
大浴場:有り ハーバービュー・フィットネスクラブ ※サウナ有り
駐車場:有り パシフィコ横浜地下1階「みなとみらい公共駐車場」(1,154台 2,100円/泊)