今回は2022年11月16日に銀座のコリドー街にオープンした
ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドーに宿泊した模様をアップしていきます。
このホテルは三菱地所グループのシティホテル「ロイヤルパークホテル」のカジュアルブランドとして新たに誕生した「ザ ロイヤルパーク キャンバス」の7店舗目のホテルです。
2017年に誕生した「ザ ロイヤルパーク キャンバス」ブランドは札幌、東京、名古屋、京都、大阪、神戸と大都市圏に少しずつ店舗数を増やし今回は東京銀座に新たに誕生しました。
「酔いしれる」がテーマのこのホテルはなんとあの初代バチェラーの久保裕丈氏をCCO(Chief Corridor Officer・造語)という肩書きで迎え入れ、東京随一のナイトライフの提供を目指すというちょっと、とがったホテルなんです。
そしてホテル名にも「ホテル」の文字がありません。それは格調や形式を伴った伝統的なものではなく、そこにいるだけで何かが生まれる場をお届けするというこだわりなんだそうです。
大人の街「銀座」の中でもカジュアルな位置付けの「コリドー街」、その中心にシャンパンの泡をモチーフにした堂々たる存在感でそびえ立ちます。
ホテル内の3つのBARをバーホッピングをしたり、DJライブを楽しんだり、部屋でルームシアターを観たりとホテルなのに寝るのがもったいないと思わせる、まったく新しい宿泊体験ができるオススメのホテルだったので最後までご覧いただけると嬉しいです!
それではいってみましょう〜‼︎
この記事ではこんなことがわかります。
- ザ ロイヤルパーク キャンバス銀座コリドーの館内レビュー
- 客室、ルームシアターについて
- 3つのBARについて
- 朝食について
口コミの確認や予約はこちらのリンクもご活用ください
ザ ロイヤルパーク キャンバスとは
まずはいつも通りザ ロイヤルパーク キャンバスについて解説させてください。
ザ ロイヤルパーク キャンバスは三菱地所グループのホテル統括会社である株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが運営する「ロイヤルパークホテルズ」その中のカジュアルな新ブランドとして2017年に誕生した。
2020年には「ザ ロイヤルパーク アイコニック」という宿泊主体型の最上級ブランドも誕生しさまざまなニーズに対応したホテルブランドとして規模を拡大している。
フルサービス型ホテル | ロイヤルパークホテル | 3店舗 |
宿泊主体型「THE」シリーズ | ザ ロイヤルパーク アイコニック | 3店舗 |
ザ ロイヤルパーク | 9店舗 | |
ザ ロイヤルパーク キャンバス | 7店舗 |
銀座には「ロイヤルパークキャンパス銀座8」というホテルもあります
「Best For The Guest」という共通の理念の基に様々なホテルブランドを運営している。2019年のJ.D. パワーのホテル宿泊客満足度1位を受賞。
ホテルが立つ前、この場所はこのホテルのオーナーでもある酒造メーカーの「オノエンホールディングス」の本社があったがロイヤルパークホテルズとの共同開発により「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー」としてホテルを開業。
ホテル内にバーが3つも入っているのは酒造メーカーが関わっているからなんですね。コリドー街という立地的にもピッタリだと思います。
アクセスと周辺案内
アクセスは地下鉄「銀座駅」「日比谷駅」「有楽町駅」の各駅から徒歩5分ほどです、「新橋」「有楽町」といったJR各駅から各駅から徒歩6分ほどです。銀座コリドー街ということで様々な駅から徒歩圏内なので利便性抜群です。
コリドー街のど真ん中にあり存在感ある建物なのですが、初めて来た方はホテルとは思えないのでちょっとわかりずらいかもしれません。
コリドー街はおしゃれな飲食店が立ち並び銀座にしてはカジュアルな街並みですが、新宿や六本木などとは違いやはり洗練されている雰囲気があります。
駐車場について
駐車場:無し ※周辺の駐車場を利用
周辺のコインパーキングの駐車料金は「10分500円 最大料金無し」こんな感じです。日本一土地が高い銀座なので仕方がないかもしれませんが、車で来ない方がいいでしょう。
どうしても車で行くのであれば近くの東急プラザの駐車場が最大料金もありリーズナブルです。 タイムズ東急プラザ銀座
コンビニ・買い出し
コンビニはホテルの目の前にセブンイレブンがありますが、とても狭い店舗なので品揃えがイマイチでした。銀座ファイブの中に入っているセブンイレブンは23時までの営業ですがお店も広く品揃えも豊富にありました。
それ以外のコンビニは徒歩4分ぐらいのところにナチュラルローソンがあるぐらいで、他はちょっと遠いので諦めた方かいいかもしれません。
館内の様子
それではさっそく館内に入っていきましょう‼︎
フロントは2Fにあるので1Fからエレベーターに乗って2Fでチェックインです。
建物に入るとさらにわかりずらくフロントは2Fにあるので初めて来た時はかなり迷うかもしれません。
そしてその2Fのフロントもバーと一体化していてどこでチェックインをするのか迷いました。とにかくわかりずらいので、早々に店員さんに声をかけて聞いてしまった方がいいでしょう。
このバーの右側にホテルのフロントがあります。ちょっとホテルとは思えない光景に最初は面食らってしまうかもしれません。
チェックインが終了するとバーで使えるドリンク券とこのホテルのオーナーのオノエングループのホテル開業記念ハイボールがもらえました。
その他はアメニティバーから必要なアメニティを持って行きます。スキンケア化粧品は「MINUCA」という日本盛を作っている酒蔵発で、米ぬかの成分が使われています。
お部屋へはエレベーターで上に上がって行きますが、1Fから上がってきたエレベーターではなく客室に上がるためには別のエレベーターに乗ります。この辺もちょっと迷ってしまうかもしれません。
エレベーターは2台でスピードは普通ぐらいです、外に出るには2Fで一度降りてエレベーターを乗り換えるか階段で降りなければいけないので、ちょっと面倒に感じました。
2Fのキャンバスラウンジでは日曜日以外は毎日20:00からDJライブが行われます。スケジュールは公式サイトにも出ているのでDJ目当てに宿泊日を決めるのもいいかもしれませんね。
今回の泊まる7Fでエレベーターを降りるとK-POPグループの『SEVENTEEN』がお出迎え、他の階にはなかったので7Fだけのようです。限定グッズ付きの宿泊プランもありました。
エレベーターホールは茶系のオシャレな雰囲気です。
これはこだわりがあってかっこいいですね。
お部屋の鍵はカード式です、かざすと解錠されます。
客室の様子
それではお部屋に入っていきましょう‼︎
今回のお部屋は7Fのプロセッコダブルで広さは23.1〜24.6㎡、ベッドはダブル(160cm幅)のダブルベッドです。
内装デザインのコンセプトはスパークリングワインが注ぎ込まれる瞬間をモチーフとして切り取り、まるでプロセッコを浴びるような体験を感じさせるデザインです。
プロセッコってどういう意味なの?
プロセッコとは、シャンパンやカヴァと並ぶ世界3大スパークリングワインのひとつで、主にイタリアのヴェネト州という地域で造られる辛口のスパークリングワインの事です。
部屋はわりと広いですね、ビジネスホテルよりは断然広く、シティホテルとしてはちょっと狭いぐらいと言えるでしょう。
部屋タイプは表にまとめました。
(興味のある方は開いてご覧ください)
部屋タイプ内訳
部屋コンセプト | 部屋タイプ | 広さ | ベッド幅 | お風呂 |
キャンバスタイプ | デラックスツイン | 34.7m2 | 110cm(2台) | バスタブ付 |
スイート | 60.1m2 | 100cm(2台) | バスタブ付 | |
オミキタイプ | ハリウッドツイン | 22.7m2 | 110cm(2台) | シャワーブース |
ダブル | 23.1〜24.6m2 | 160cm | シャワーブース | |
キング | 23.4m2 | 180cm | シャワーブース | |
モデレート キング | 24m2 | 180cm | シャワーブース | |
スーペリア キング | 25.4m2 | 180cm | バスタブ付 | |
プロセッコタイプ | ツイン | 22.7m2 | 110cm(2台) | シャワーブース |
ハリウッドツイン | 22.7m2 | 110cm(2台) | シャワーブース | |
今回泊まった部屋→ | ダブル | 23.1〜24.6m2 | 160cm | シャワーブース |
キング | 23.4m2 | 180cm | シャワーブース | |
モデレート キング | 24m2 | 180cm | シャワーブース | |
スーペリア キング | 25.4m2 | 180cm | シャワーブース | |
ユニバーサル | 22.7m2 | 110cm(2台) | シャワーブース |
部屋タイプは「キャンバス」「オミキ」「プロセッコ」の3種類です。
・「キャンパス」カクテルモチーフの光を浴びる客室、スイートなど上級客室
・「オミキ」御神酒モチーフの和を嗜む客室、小上がりもある
・「プロセッコ」スパークリングワインモチーフの泡を浴びる客室、ランクはオミキと同じ
窓からの眺望は「トレイン&首都高view」です、新幹線がよく見えます。これはテンションが上がりますね〰︎
建物は正面に帝国ホテル、中央の塔のある建物が東京宝塚劇場、右側の高いビルは日比谷ミッドタウン、一番右で見切れているのはペニンシュラホテルです。大都会らしい景色が広がっていますね。
写真を見てわかる通りホテルのすぐ横に線路と首都高という騒音ツートップがあり、防音性はそれほど高くないので、音に敏感な方は寝る時にちょっと気になるかもしれません。高層階なら少しマシかとは思いますが7Fでは騒音が入ってきました。
ルームツアー
まずは窓側から玄関側を見てみましょう。
廊下のストライプが目を引きますね。エアコンはビルドインタイプです。
こちらのお部屋では寝室と玄関の間に引き戸があり扉を閉めることができます。廊下の音を気にせず寝られますね、ドーミーインでよくある仕様です。
次は玄関とクローゼットを見て行きます。
玄関の右にクローゼットがあり左が全身鏡です。鏡の横にカードキーのスリットがありカードキーをさしておけるタイプです。
ハンガーは質がいいものが4つ、室内用のスリッパ、消臭スプレーもあります。
次はデスク周りをじっくり見てみましょう。
とはいえ仕事をするようなデスクはありません、くつろぐためのソファとテーブルが置いてあります。食事をしたり本を読んだりするにはいいのですが、パソコンを広げてガッツリ仕事をするような環境ではないですね、さらにこの付近には電源もありませんでした。
デープルの上に置いてあるのものはルームシアターの接続キットです、これは後述します。
ソファーから右に(玄関の方)にゴミ箱、ベッドに近い方に空気清浄機が置いてあります。
空気清浄機はシャープのプラズマクラスター搭載の製品です、ブラックでかっこいいですね。
ベッド周りを見て行きましょう
ベッドはシモンズ「ビューティーレスト」のマットレスです、硬めの寝心地ですが気持ちよく寝られました。腰痛の方にはちょうどいい硬さです。
ベッドの左側、棚の上にはボトルウォーターが2本、アイスペール、ケトル、折り畳みミラーが置いてあります。
引き出しにはグラスやマグ、食器などがあります。また一番下は冷蔵庫でした、中には何も入っていません。
ベッドサイドテーブルにはBluetoothスピーカーとボトル型のランプ、下の段にはティッシュボックスと非常灯があります。
ボトル型のランプはすごくオシャレで、ホテルのコンセプトにも合致していることもあって、よく考えられているなと思いました。
スピーカーはテクニクスの「SC-C50」です。とても音質がよくしっかりとした低音と、きめの細かい高温を広い空間でも感じることができました。テクニクス公式サイト
また1FのキャンバスラウンジでのDJライブや、ホテル内で流れているBGMをこのスピーカーを通して聴くことができるんです。共用部と室内で音楽が途切れずに一体感を感じられる面白い試みです。
また後述しますがシャワーブースにもスピーカーが付いていて同じ音楽を聴きながらシャワーを浴びることができます。
次はベッドのヘッドボードを見ていきます。左側にはHDMI端子、ROOM(ライトスイッチ)、RELAX(ナイトモード照明)、AC電源がありますので寝ながら充電も大丈夫です(※USBはありません)
右側には何もありません。
このHDMI端子はルームシアターに接続するデバイスでもあります、先ほどのリビングテーブルに置いてあった接続ケーブルを使ってスマホにつなぐと、プロジェクターから壁に100インチの大画面で投影することができるんです(ホテル全室に設置)
スマホにYouTubeやNetflix、primevideo、ABEMA、Huluなどアプリとアカウントを持っている方はプロジェクターで見ることができます。
スマートTVみたいなイメージでいいの?
スマホ画面を投影するので映像アプリをスマホに入れておきましょう
テレビはありませんので通常のテレビ番組を観ることはできません。
ベッドの上の壁には絵が飾ってあるのですが、部屋のモチーフになったプロセッコが描かれていています。そしてなんとこの絵は購入することができるんです。
ベッドサイドには割と大きな照明があります。この照明のスイッチは独立しているので消す時には本体のスイッチで消す必要があります。ちょっとめんどい…💦
パジャマ・Wi-Fiスピード
寝間着はパジャマタイプです。薄手のリブ生地でサラッとしていて着心地も良かったです。
Wi-Fiは3回測って一番よかったものを載せました、これはなかなか早いですね。
洗面台、お風呂、トイレ、アメニティーについて
ここからは洗面台、お風呂、トイレをご紹介します。
まずは洗面台です、洗面ボウルはちょっと小さめですがスッキリとして使いやすかったです。
フェイス・ハンドソープはロイヤルパークオリジナル、ヘアーブラシは何やらECOらしいです。
続いて洗面台の下の棚の中です。
左上からパジャマ、左下にドライヤー、中央にハンドタオル、右上にバスタオル、右下にゴミ箱です。しっかりと整頓されていて気持ちがいいですね。
タオルはバスタオル2枚、フェイスタオル2枚です。
ドライヤーは毎度お馴染みパナソニックのイオニティ。
次はシャワーブースです。
このホテルには大浴場やサウナは無く、ほとんどのタイプのお部屋にはバスタブもありません。
シャワーはドイツの衛生器具メーカーhansgroheのレインシャワーとハンドシャワーがあります。バスアメニティはロイヤルパークキャンバスのオリジナルでした。
そして何よりこのホテルらしい演出がこのパナソニックのバスオーディオです。バスオーディオだけなら付いているホテルもあるんですが、なんと1Fのラウンジで行われているDJライブもこのスピーカーで聴くことができるんです。
ラウンジ、室内、シャワーブースとずーっと途切れずに音楽を楽しめるように設計されています。
最後はトイレです、TOTOのウォシュレット、新しいホテルだけあって設備も最新です。
3つのバーとレストランについて
このホテルの最大の特徴であるバーについてご紹介します。
3つのバーをバーホッピングできるということがこのホテルのセールスポイントなのでそれぞれ見ていきましょう。
キャンバスラウンジ(2F)
まずはキャンバスラウンジです。
営業時間 | 月~土 11:00~28:00(飲物L.O. 27:00) 日・祝 11:00~22:00(飲物L.O. 21:00) |
席数 | 16席(ソファ )/ 6席(テラス) |
コリドー街を見下ろすテラスもありゆったり飲食ができます。
そしてこちらがDJブースです、毎日20:00から(日曜日を除く)DJライブが行われます。この音源が客室、シャワーブースで聴くことができます。
キャンバスラウンジはホテルのラウンジとして使用できるのでウェルカムドリンクもこちらでいただけます。基本ソフトドリンクのみですが追加料金でアルコールドリンクもいただけます。
その他、詳細やイベント情報は公式サイトよりご確認ください →公式サイト キャンバスラウンジ
オミキバー(2F)
続いてはオミキバーです。
営業時間 | 月~土 11:00~28:00(飲物L.O. 27:00) 日・祝 11:00~22:00(飲物L.O. 21:00) |
席数 | 20席 |
GINZA SIXの酒屋さん「IMADEYA GINZA」が選び抜いた珍しい日本酒と焼酎をいただける和酒専門バーです。アナログレコードを聴きながらゆったり楽しめる空間になっています。
和柄の簾がいい雰囲気を醸しています。
キャンバスラウンジに比べると落ち着いた雰囲気で大人の空間といった感じです。
その他、詳細は公式サイトよりご確認ください →公式サイト オミキバー
プロセッコバー(1F)
次は1Fのプロセッコバーです。
営業時間 | 11:00~22:30 L.O. |
席数 | 6席+スタンディング |
イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」 を楽しめるアペリティーボスタイルのウェイティングバーです。(プロセッコに関しては前述)
アペリティーボってどういう意味なの?
アペリティーボとは、夕食前におつまみを食べながら食前酒を飲んで過ごすことで、夕食の時間帯が遅いイタリアの習慣です。ゆっくり腰を据えて飲むというよりはサクッと食前に楽しむという使い方です。
その他、詳細は公式サイトよりご確認ください →公式サイト プロセッコバー
イル カルディナーレ 銀座コリドー店 クッチーナ イタリアーナ(1F)
こちらは1Fにあるレストランの「イル カルディナーレ 銀座コリドー店 クッチーナ イタリアーナです。朝食もこちらでいただきますがランチ、ディナーなど通常利用もできます。
営業時間 | 朝食 7:00~10:00(L.O. 9:30) ランチ 11:00~15:00(L.O. 14:30) ディナー 17:00~23:00(コースL.O. 21:30/料理L.O. 22:00/飲物L.O. 22:30) |
席数 | 52席 |
こちらも詳細は公式サイトよりご確認ください →公式サイト レストラン
館内設備
ここからはバー・レストラン以外の館内設備についてご紹介します。
コインランドリー、喫煙所
コインランドリーは2Fにあります。フロントの裏側にあるのでちょっとわかりづらいかもしれません。
洗濯機は最近よくみるシャープの乾燥機付の洗濯機なので乾燥まで一気に終わります。キャッシュレスにも対応しています。
喫煙所は1Fと2Fそれぞれにあります。2Fは窓があって明るいですね。
レンタルアイテム、アイロンルーム、製氷機
レンタル品は5Fの個室に納められています。必要なものはここに取りに来るスタイルです。
ヘアアイロン、体重計、靴乾燥機などがありました。
同じく5Fにはもう1部屋レンタル品の部屋があって、こちらにはUNOやジェンガなどゲーム系がありました。
4Fにはアイロンルームがあります、アイロンをかけるための個室が用意されているんです、これは面白いですね。製氷機も4Fにだけありました。
朝食
ここからは朝食をご紹介します。
朝食は1Fのイタリアンレストラン「イル カルディナーレ 銀座コリドー店 クッチーナ イタリアーナ」でいただきます。
飲み物はフリーフロー(飲み放題)なので自分で取りにいきます、コーヒーは食後に部屋まで持ち帰ることができます。
プロセッコもフリーフローでした。朝からスパークリングワインが飲み放題という、うれしいサービスですね。
イタリアでは食前酒として朝食時にも飲まれているそうです。
朝食の内容はイタリアンをベースとした洋食のセットメニューです。食事は席までウェイターさんが持ってきてくれます。
この朝食は本当においしかったですね、さすがレストランの”料理”です。
僕は基本的にはビュッフェスタイルが好きなんですが、この内容ならセットメニューもいいものだと思いました。
イタリアンサラダプレートでメニューはこのようになっていました。
- 左メインプレート:イタリアンリーフサラダ、ボンレスハム、アボカドとサワークリーム、
ローストキャロット、スモークサーモンのディルソース、パン2種 - 上中央:本日のパスタ(ショートパスタ)
- 上右:ミューズリーヨーグルト
- 中右:アンティチョークのスクランブルエッグ
- 下右:本日のスープ(ミネストローネ)
お料理のひとつひとつが一人前ずつしっかり調理されているので、ビュッフェにはないきめ細かい味付けがされていてめちゃくちゃ美味しかったです。
最新のメニューはこちらからご確認ください →公式サイト 朝食
朝食詳細
会場 | 1F イル カルディナーレ 銀座コリドー店 クッチーナ イタリアーナ |
営業時間 | 7:00~10:00(L.O. 9:30) |
席数 | 52席 |
朝食感想
朝食の感想として良かったのはやはり、レストランでの”料理”ということです。ビュッフェのように大量に作るのではなく、一人分をちゃんと料理するということが大事なんだと思わせてくれるものでした。味付けが繊細でどれも本当に美味しかったです。
この朝食で僕が一番好きなものはアンティチョークのスクランブルエッグです。アンティチョークの味付けが素晴らしくスクランブルエッグとの相性も抜群でした。
そしてこちらの朝食の目玉と言えるのがフリーフローでいただける「プロセッコ」でしょう、朝食からスパークリングワインが飲み放題というのはうれしいですよね。まさにこのホテルのコンセプト「酔いしれる」にピッタリなサービスです。
その一方でちょっと残念だった点は量の問題でしょう、ビュッフェと違ってセットメニューでは人によっては物足りないと思うかもしれません。
もう一点はデザートがないことです。ヨーグルトをデザートと考えればいいのかもしれませんが、やはりビュッフェのようにデザートがないのは残念に思います。フルーツなどが少しあればいいなと思いました。
メニューの説明がなかったのもちょっと残念に感じました、「これは何かな」と思う食材があっても何もわからずに食べるよりも、説明を聞いてから食べるほうがより美味しく感じると思います。
オペレーションはウェイターさんの中には慣れていない方もいましたがベテランの方がうまくフォローされていたので快適にいただくことができました。
混雑状況としては8時頃に朝食会場に入ったのですがガラガラで、席を立つ9時頃でも6割程度しか席が埋まっていませんでした。
やはり夜遊びの影響で朝食が食べられない方もいるのではないでしょうかw
まとめ
それでは「ザ ロイヤルパーク キャンバス銀座コリドー」の感想をまとめたいと思います。
よかった点
ひとつ目は3つのバーでバーホッピングができるところです。
ホテル内にバーが3つもあることで外に出なくてもいろいろなお酒を楽しめます。こんな斬新なアイデアを持つホテルは他にはなかなか見当たりません。
プロセッコバーでは食前酒としてスパークリングワインをいただいたり、キャンバスラウンジではテラス席でコリドー街を見下ろしながらゆったりした時間を過ごすことができたり、オミキバーではアナログレコードを聴きながら和酒とおつまみのペアリングを楽しむことができます。
これらはまさにこのホテルのコンセプト「酔いしれる」ど真ん中のサービスです。
二つ目はイタリアンレストランでの朝食です。
ホテルでの朝食はビュッフェスタイルが多いのですが、やはりレストランでの食事はひとりひとりのために料理されていて、ビュッフェのような大皿で作る料理とは違い繊細な味付けがされていました。どれも美味しかったですがオススメは「アンティチョークのスクランブルエッグ」、「パン(フォカッチャ)」、「ミネストローネ」でした。
三つ目にはエンターテイメントが充実しているところです。
キャンバスラウンジではDJのライブを聴くことができ、またその音源は部屋でもシャワーブースの中でも聴くことができます。その他にもルームシアターで映画を観ることもできるので「音楽三昧、映画三昧」と夜がふけてからも楽しい時間を過ごせます。
残念だった点
ひとつめはホテルの構造がわかりずらい点です。
フロントがわかりずらかったり、エレベーターの乗り継ぎが必要だったりと、迷ったりして慣れるまでは移動がスムーズではない点が残念に思います。
二つ目は外の騒音が気になる点です。
電車沿いということで電車の音がちょっと気になるところは新築の建物としてはもう少し防音性を高めてほしかったと思います。
三つ目は部屋にテレビとバスタブがないことです。
テレビがないホテルは初めてでした、ちょっとニュースを見たいと思っても見られないので寂しく感じます。またバスタブがないホテルは他にも多くあるのですが、やはりシャワーだけだとリラックスできないです。
四つ目はフロントスタッフさんがもうちょっと丁寧に案内をしてくれたらいいなと思いました。
この部分はオープンしたてということもあるので仕方ないところもありますが、ホテルの顔なのでちょっと残念に思いました。
ロイヤルパークTHE シリーズの「CANVAS」ラインはミレニアル世代をターゲットとしたライフスタイル型ホテルという位置付けで、お酒やエンターテイメントが好きな方にはぴったりのホテルです。
ホテルなのに寝るのがもったいないという一見相反する体験ができるのも面白い試みです。みずから楽しむことに積極的になることで楽しさが倍増していくことでしょう。
スマホとプロジェクターやBluetoothスピーカーへの接続が難なくできる方や、テレビを見ない、シャワーだけでも問題ないという方は快適に過ごせます。
一方で従来型のホテルのようにしっかりとしたフロントサービスを求める方や、出張や勉強、テレワークなどに使うのはやめた方がいいでしょう。誘惑が多くっても集中できないと思います。
ザ ロイヤルパーク キャンバス銀座コリドーは従来のホテルの型にとらわれない新しい体験ができました。
高級ホテルのような至れり尽くせりのサービスはいらないので、寝るまも惜しんで楽しむことに貪欲な方にオススメのホテルです。
ザ ロイヤルパーク キャンバス銀座コリドーはお酒やエンタメの好きな若い方にオススメします
この宿泊はYahoo!トラベルで予約をしました。口コミや空室状況はこちらからどうぞ。
その他、口コミや予約はこちらのリンクもご活用ください
それでは最後までご覧いただき
ありがとうございました〜
ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー
〒104-0061 東京都中央区銀座6-2-11
TEL. 03-3573-1121
公式HP:https://www.royalparkhotels.co.jp/canvas/ginzacorridor/
アクセス:東京メトロ「銀座」駅(C-1・C-2出口) 徒歩約5分 他4駅至近
開業年:2022年11月16日
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
お部屋:総客室数161室
大浴場:無し ※サウナ無し
駐車場:無し(近隣コインパーキング利用)