みなさんこんばんは〜
ジャンダルです。
本日は私が昔から思っていたけれど、なかなか言い出せなかったことについて書いていきます。
今回もよろしくお願いします。
本日のお題
さて私が昔から思っていたのに言い出せなかったこととは
「炊き立てご飯はおいしくない」です。
よく年配の方がご飯について言う時に
炊き立てのアツアツご飯に明太子を乗っけて食べるのが幸せ!
とか
漬物と炊き立てのご飯があれば、もう何もいらないわ!
そんなことをおっしゃる方が多いと思います。
また炊飯器のCMなどは炊き立ての”むわーッ”とした蒸気と共に、粒の立ったお米をドアップで放映しますよね。
ですが私は、そんな「炊き立てご飯信仰」にまったく乗っていけないんです。
アツアツの炊き立てご飯を食べるとなんというか、味がしない気がするんです
皆さんははそんな事ないでしょうか?
やはり私が変わっているのか?
そんなお話をしていきたいと思います。
味覚と温度の関係
味覚には温度によって強く感じたり弱く感じたりします、各味覚と温度の関係は以下のようになります。
・甘味は体温に近いほど強く感じて高温や低温になるほど弱く感じる
・塩味は低温で強くなり、高温になると弱くなる
・苦味は低温から体温に近い温度で強く、高温で弱くなる
・酸味は温度による変化があまりない
・辛味は温度が高い方が強く感じる
感じる味によっても温度の違いにより強さが変わるんですね
コーヒーは温かいものよりアイスコーヒーの方が苦く感じたり、サイダーがぬるくなって体温に近づくと甘ったるく感じたりするのは、こう言う理由があるんです。
味覚と温度について相関関係をお話ししてきましたがこの後は、ご飯の味と温度の関係について探っていきましょう。
ご飯の味と温度
まずは炊き立てご飯の温度ですが、お米を炊くということは煮ることなので100度、そして蒸らしをすることで少し冷めて90度ほどになります。
その後、炊飯器の保温機能などで約60度~約75度になっていきます、
つまり炊き立てすぐのアツアツご飯は最高で90度、最低でも60度はあるということになります。
そして今度はご飯の味覚についての考察です、
ご飯といえば主成分は白米の「でんぷん」ですよね 。
この「でんぷん」が口内の唾液に含まれている消化酵素の働きで「マルトース(麦芽糖)」とよばれる甘い糖に分解されるんです。
この働きによりご飯は甘いと感じるんですね、つまりご飯は「甘味」
これを先述した味覚と温度の関係に照らし合わせると「甘味は体温に近いほど強く感じて高温や低温になるほど弱く感じる」
ということでご飯の甘味を一番感じやすいのは、体温に近い40度ぐらいと言えます。
40度のご飯とは「少し冷めているけれどまだ温かみは残っている」といった温度感でしょう。
そうなんです
まさしく私の好きなご飯の温度なんです
少し冷めたご飯の方が甘味を感じて美味しいんです。
このカラクリ分かっていただけましたでしょうか。
まとめ
さて今回は「炊き立てご飯はおいしくない」というお話ししてきました。
ご飯は主食であり、育ってきた環境などにも影響されると思います。
何をかくそう私の父はアツアツの炊き立てご飯が大好きで、いつも美味しそうに食べています、特に年配の方々はそういう方が多いのではないでしょうか。
私は昔から少し冷めたご飯が大好きで、特に「おひつ」のご飯などは本当に美味しく感じます。
たまにこの話をすると
本当に美味しいお米を食べてないからそんなことを言うんだ!
なんて言われるんですが、本当に美味しいお米もやっぱり冷めた方が美味しいんです、美味しいお米なら美味しいお米ほど冷めた方が美味しく感じるんです。
味覚は人それぞれなので、正解はないのかもしれませんが、今回は味覚と温度という観点から検証してみました。
皆さんの中にも冷めたご飯が好きだという方いらっしゃいますでしょうか?
共感していただける方がいたら嬉しいです。
それでは本日もご覧いただき
ありがとうございました〜