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【NIPPONIA 秩父 門前町】地産×創作ディナー&朝食完全レポ

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今回は、NIPPONIA 秩父 門前町のディナー&朝食を徹底レビューします!

運営元VMGはレストランやウェディング施設も手がける実力派。そのノウハウを活かしたNIPPONIAの料理は、地元食材を活かした見た目も味も大満足のラインナップになっています。

前編でご紹介した客室&周辺施設案内に続き、後編となる今回はイタリアンをベースにした創作ディナー、彩り豊かな12種の小鉢が並ぶ朝食、そして古民家バー体験まで、実際に味わって感じたポイントを“本音で”お届けします。

ジャンダル

古民家で楽しむ秩父グルメの贅沢時間…ぜひ最後までお楽しみください!

 

↓前編の記事はこちらからどうぞ↓

 

ヒルトン東京の良かった点、気になった点

良かった点

  • ストーリー性のある創作メニュー
  • 素材の良さとしっかりとした味付け
  • 豊富な地元のお酒を楽しめる

気になった点

  • 夕食の開始時間が早い
  • お料理の量が物足りない
  • 朝食に温かいメニューが少ない

 

↓価格はこちらからご確認ください↓

目次

「レストランMARUJU」について

NIPPONIA 秩父 門前町では、夕食・朝食ともに母屋の「レストランMARUJU」で提供しています。KOIKE・MIYATANI棟にご宿泊の方も、食事の際はMARUJU棟へ足を運ぶ必要があります。

レストランの外観は、築100年以上の町家を活かした風格が漂います。大きな窓からやわらかな光が差し込み、歴史の趣とくつろぎが溶け合う、居心地のいい空間です。

レストラン外観

 

館内はテーブル同士の間隔がゆったりしており、周囲を気にせず落ち着いて食事を楽しめます。古民家の趣を活かした空間が居心地の良さを高めています。

レストラン内観

床の間を設えた小上がり席は、半個室のような落ち着きがあり、よりくつろげる雰囲気で食事を楽しめます。

小上がり

店内に飾られた神棚やレトロなレコードプレーヤーが古民家ならではの趣深い時間を演出される空間です。

神棚
レコードプレイヤー
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レストランMARUJUは、歴史ある町家を活かした開放的な空間でありながら、テーブル間のゆとりと計算されたライティングが心地よいプライベート感を演出していました。

床の間の小上がり席やアンティークの家具が、古民家ならではのノスタルジックな風情を添えつつ、落ち着いた食事を楽しませてくれました。

ディナーについて

 

ディナーは、地元の旬食材をふんだんに使った創作キュイジーヌによるフルコースです。季節ごとにメニューが変わり、この日はイタリアンをベースにひと工夫加えた個性豊かな料理が並びました。

各皿の提供後にはスタッフが料理の背景やこだわりを丁寧に解説。ストーリーを聞いてから味わうことで、素材の魅力やシェフの想いがより一層感じられ、一段と美味しさが引き立ちます。

全員が揃った夕方18時30分に一斉スタートするスタイルも、分散型ホテルながらも思わぬ一体感を演出してくれました。

夕食18:30~20:00(一斉スタート)
ジャンダル

ただ、18:30スタートはちょっと早めかも…!

地元・秩父や埼玉の食材をふんだんに使い、中には地域の人でも驚くような珍しい素材も登場。ひと皿ごとに新たな発見があって飽きさせません。

Restaurant Maruju 創作キュイジーヌ
Amuse(お通し)地野菜 ✕ 秩父味噌
Antipasto(前菜)武州豚 ✕ 借金なし大豆
Zuppa(スープ)菊芋 ✕ 男爵芋
Pesce(魚料理)川魚 ✕ トマト
Carnet鹿肉 ✕ 塩麹
Dolce寿卵 ✕ やまなみチーズ
Cafe出浦園のほうじ茶
メニュー表

 

Amuse(お通し)
地元で採れた彩り豊かな野菜に、秩父味噌ベースのドレッシングをたっぷり絡めた一皿。秩父は大豆と麦の産地として長い味噌づくりの歴史があり、みそポテトや豚の味噌漬けといった郷土料理でも知られています。

ジャンダル

野菜の甘みがぎゅっと濃縮されてて、味噌ドレッシングが絶妙に引き立ててくれる……絶妙なハーモニーでした。

Amuse 地野菜 ✕ 秩父味噌

 

Antipasto(前菜)
埼玉のブランド豚「武州豚」秩父産の「借金なし大豆」をじっくり煮込んだ一皿。借金なし大豆は、一度植えると豊作が続き「借金を一気に返せる」と伝わる縁起物。甘みのある豚の脂と大豆のほっくりした甘みが溶け合い、添えられたハムのほどよい塩気が全体をキュッと引き締めます。

ジャンダル

武州豚は甘みのある脂が特徴で大豆との相性も良く、味わいが深くて美味しかったです。武州豚のハムも添えられているため、違った味わいも楽しめました。

Antipasto 武州豚 ✕ 借金なし大豆

Zuppa(スープ)&花満天ロール
ポタージュ仕立てのZuppaは、血糖値の上昇を穏やかにするスーパーフード・菊芋と、ほっくり甘い男爵芋を合わせた濃厚クリーミーな一皿。アクセントに散らされた菊芋チップスがシャキシャキとした食感を演出し、一口ごとに新しい発見が楽しめます。

パンは西武秩父駅近くの食べログ百名店「くろうさぎに特注した“花満天ロール”。」素朴ながらも小麦の香りが立ち、まろやかなスープとよく合います。

ジャンダル

Zuppaは濃厚な味わいで菊芋のチップスがいいアクセントに。濃厚スープと香り高いロールパンの組み合わせに感動しました。

Zuppa 菊芋 ✕ 男爵芋
Pane

 

Pesce(魚料理)
秩父産ニジマス、ムール貝、エビなどをふんだんに使い、トマトベースでじっくり煮込んだ一皿。イタリア・トスカーナ地方の伝統料理「カッチュッコ」をイメージした贅沢な味わいで、魚介の旨味がスープにしっかり溶け込んでいました。

ジャンダル

トマトのコクと魚介の旨味が染み出たスープを、パンにつけて食べても美味しいです。

Pesce 川魚 ✕ トマト

 

メイン料理(Carnet)
鹿肉のソテーは、秩父の酒蔵が多い土地柄を生かし、塩麹を使ってじっくり下味を付けることで、驚くほど柔らかく仕上がっています。ソースは白ワインベースのソースに青胡椒を効かせ、鹿肉の野趣あふれる旨味を引き立てます。マッシュした菊芋と、甘酸っぱい秩父いちごジャムが味わいの変化を添えます。秩父の風土が香る一皿です。

ジャンダル

秩父らしいジビエ料理である鹿肉のソテーは、塩麹の効果でとても柔らかくジビエの臭みも感じず、とても美味しかったです。

Carnet 鹿肉 ✕ 塩麹

 

Dolce(デザート)
埼玉県産のブランド卵「彩美卵」を贅沢に使ったティラミスは、濃厚な卵黄のコクを活かしつつ、通常のマスカルポーネに代えて秩父産フレッシュチーズ「やまなみチーズ」を合わせることで後味をすっきりと仕上げています。合わせるお茶は、秩父の出浦園が無農薬栽培した茶葉をじっくり焙じたほうじ茶を合わせています。香ばしさのなかに僅かに緑茶の清涼感が宿る、デザートによくあう一杯でした。

ジャンダル

あっさりながら卵の濃厚さが際立つティラミスに、苺&チョコソースがアクセントに。香ばしいほうじ茶と合わせると、余韻まで楽しめる極上の締めくくりでした!

Dolce 寿卵 ✕ やまなみチーズ
Cafe 出浦園のほうじ茶

 

ドリンクも秩父づくし。
ビール🍺は地元クラフトビールFest365の「7月20日の水しぶき」「12月3日のホーリャイ」、

ワイン🍷は日本ワインコンクール金賞の「源作印GKT」や地元ぶどうを使った「秩父ブラン」、チリ産「バルディビエソ」、シャンパンの定番「モエ・エ・シャンドン」まで幅広く揃います。

日本酒🍶は蔵元直送の「武甲正宗」「秩父錦」、ソフトドリンクは「ちちぶコーラ」「ちちぶサイダー」「彩の国 ちちぶ路」など、全国に誇る秩父の味を飲み比べてみてください。

 

ジャンダル

地元食材を贅沢に使ったフルコースは、一皿一皿に秩父ならではのストーリーが込められ、説明を聞くたびに味わいが深まります。

夕刻18:30に宿泊者全員で一斉スタートすることで生まれる一体感も心地よく、鹿肉や武州豚、地元野菜のAmuse、菊芋のスープ、漁師料理を思わせるPesceなど、どれも驚きと満足感を得られました。

最後のティラミスとほうじ茶、食後の余韻まで大切に演出された贅沢なディナー体験でした。

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古民家BAR「ハイランダーイン秩父」

古民家BAR「ハイランダーイン秩父」は、かつて織物染料屋として使われていた蔵をイギリス風パブにリノベーションした店舗。秩父が誇る「イチローズモルト」をはじめ、地元クラフトビールやカクテルなど多彩なアルコールが楽しめます。

NIPPONIAの宿泊者はルームキーを提示するとウイスキーのハーフショットを一杯無料でサービス。もちろん、お酒が苦手な方にはソフトドリンクをいただくことができます。

ジャンダル

フィッシュ&チップスやバッファローチキンなど、フードも充実しています!

ハイランダーイン秩父営業時間
火・水・木・金
 15:00 – 23:00
 L.O. 料理22:00
   ドリンク22:30

土・日
 12:00 – 23:00
※月曜定休

 

 

店内には所狭しと並ぶ酒瓶が柔らかな灯りに照らされて、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

アンティーク家具や薪ストーブが配された店内は、レトロな趣と洗練されたおしゃれ感が同居する空間です。

 

 

店内奥には座敷席や個室も用意されており、落ち着いたプライベート空間で過ごせます。

 

奥の座敷席からは中庭を望み、和モダンな空間で古民家BARならではの趣を満喫できます。

 

ジャンダル

ハイランダーイン秩父は、古民家の重厚さと柔らかな灯りが調和する大人の隠れ家。そこはホテルと一体の施設のようにしっとりとした特別感をプラスしてくれました。

座敷から見える中庭の静寂とともに、古民家ならではの贅沢な時間を存分に味わえます。まさに古民家ならではの贅沢体験でした。

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朝食について

ここからは朝食をご紹介していきます!

朝食営業時間 08:00~10:30
    (L.O.09:30)

朝食はディナーとは違い営業時間内であれば自由に開始時間を決められます。チェックイン時に希望のスタート時間を伝えれば、その枠内で自由に開始できます。

和定食スタイルで、目にも鮮やかな12種の小鉢が並ぶ贅沢な内容です。秩父産の旬野菜や地卵、川魚、地元産味噌など、地元食材を少しずつ味わえるのが嬉しいポイントです。

ジャンダル

羽釜で炊いたご飯は粒がしっかり立ち、甘みを感じて絶品でした!

本日のメニューは以下の通りです。

 

実際に並んだお料理は、こちらの12種の小鉢。朝の食卓を一気に華やかに彩る鮮やかな色合いで、ひとつひとつは小ぶりながらも、地元食材の旨みを少しずつ堪能できる贅沢な構成です。

 

羽釜で炊かれたご飯は、短時間でムラなく熱が行き渡るため、ひと粒ひと粒がしっかり立ち、ほどよい歯ごたえと甘みを感じられます。

甘酒は、自然な甘さとまろやかな口当たりで朝にぴったり。ブドウ糖で頭をすっきり目覚めさせ、体を内側からじんわり温めてくれるほか、腸の働きを助け、美肌効果も期待できる嬉しい一杯です。

羽釜
甘酒

 

ドリンクはセルフサービスとなっていて水、お茶、コーヒーがいただけます。

 

ジャンダル

朝食は12皿の小鉢が色鮮やかに並び、秩父産の素材が存分に味わえる贅沢さ。とくにオススメとして甘みのある武州豚ベーコンはご飯が進む絶品でした。

一方で小鉢はすべて作り置きで冷製のため、もう一品、温かいおかずがあるとよかったと思います。それでも地元食材の魅力と上品な味付けで、大満足の朝食体験でした。

まとめ

それではこの辺で「NIPPONIA 秩父 門前町」の夕食と朝食の感想をまとめます。

良かった点 ⤴

・ストーリー性のある創作メニュー
秩父の食材に物語性を織込んだコース料理(夕食)

・素材の良さとしっかりとした味付け
食材の旨みを引き立てる味付け(夕食・朝食)

・豊富な地元のお酒を楽しめる
日本酒やワイン、BARではウイスキーまで充実(夕食・BAR)

気になった点 ⤵

・夕食の開始時間が早い
夕食が18:30開始と都会人にはかなり早い(夕食)

・お料理の量が物足りない
男性には量が物足りない場合も(夕食・朝食)

・朝食に温かいメニューが少ない
朝食は小鉢中心で、温かい料理が少ない(朝食)

おわりに

今回はNIPPONIA 秩父 門前町で味わった、創作コースディナーと彩り豊かな朝食、そして古民家BAR「ハイランダーイン秩父」の体験をお届けしました。

旅館や温泉宿が多い秩父で、本格的なコースディナーを味わえるホテルは極めて希少。100年超の古民家空間と相まって、五感に残る贅沢なひとときでした。

ディナーは18:30に全員一斉スタート。分散型ホテルながら宿泊者が一か所に集い、美しい料理のストーリーを共有する心地よい一体感が生まれました。メインの鹿肉ソテーはジビエのクセを感じさせず、驚くほどの柔らかさと旨みを堪能できました。

朝食は12皿の小鉢と羽釜ご飯で、地元食材の素朴な美味しさを改めて実感。細部にまで行き届いた味付けと、炊きたてご飯の香りが旅の朝を特別に彩ってくれました。

運営母体がレストランも展開しているだけあって、お料理は折り紙付き。古民家の趣に浸りつつ、舌でも旅を味わいたい方にこそおすすめしたい、唯一無二の宿泊体験です。

次はぜひ、皆さん自身の五感で「NIPPONIA 秩父 門前町」を楽しんでみてください!

 

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そのほか口コミ確認や価格比較はこちらから↓

 

↓客室や館内の様子は前編の記事でご紹介↓

ジャンダル

それでは最後までご覧いただき
ありがとうございました〜

 

NIPPONIA 秩父 門前町
〒 368-0046 埼玉県秩父市宮側町 17-5(MARUJU棟)
TEL:0494-53-9230 FAX:0120-210-289
公式HP:
https://nipponia-chichibu.jp
アクセス:
西武秩父駅徒歩15分
開業年:2022年8月5日
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
お部屋:総客室数 8室
大浴場:無し(西武秩父駅前温泉 祭の湯のチケット付き)
駐車場:有り(4台 無料)

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