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”詳細レビュー” The Okura Tokyo(オークラ東京)の宿泊記【後編:クラブラウンジと朝食を解説】

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今回の宿泊レビューは前回に引き続き、日本のホテル御三家の一角、The Okura Tokyo(ジ・オークラ東京)に実際に宿泊したに模様についてお届けします。

前回の記事ではお部屋の様子や館内、SPA、レストランなどをご紹介してきました。後編の今回はクラブラウンジと朝食の様子についてご紹介していきます。

 

The Okura Tokyoのクラブラウンジには、落ち着いた雰囲気の中でリラックスできる空間があり、1日3回のフードプレゼンテーションでは無料の軽食やドリンクが提供されます。さらに、430㎡の広々としたスペースが確保されており、快適に過ごせるのも魅力です。

朝食では、和洋折衷の多彩なメニューが揃い、世界一とも称されるフレンチトーストや質の高いビュッフェを楽しめます。店内の雰囲気も素晴らしく、優雅な朝のひとときを過ごせるのが魅力です。

「食のオークラ」と称されるだけあり、どの料理も素材の良さが際立ち、洗練された美味しさを堪能できました。

ジャンダル

そんなThe Okura Tokyoでの食事をぜひご紹介したいので、最後までご覧いただけると嬉しいです!

この記事でわかること
  • クラブラウンジについて
  • ライトリフレッシュメント
    (クラブラウンジ)
  • イブニングカクテル(クラブラウンジ)
  • 朝食について

 

目次

クラブラウンジ

まずはクラブラウンジの様子をご紹介します。

クラブラウンジの様子

クラブラウンジは37階に位置しており、素晴らしい眺望を楽しみながら、充実したフードやドリンクを味わうことができます。広さ430㎡の空間は開放感があり、ゆったりとした時間を過ごせます。

ドレスコードはスマートカジュアルなので、Tシャツに短パンのようなカジュアルすぎる服装は避けた方が良いでしょう。

 

ソファ席はゆったりと座ってグループで過ごすのに最適
窓側のテーブル席は2人程度の少人数で過ごすのに最適
テーブル席(4人掛け)ビュッフェにも近く移動が楽

 

チェックイン

チェックイン風景

クラブフロア宿泊者はクラブラウンジでチェックインができます。ウェルカムドリンクをいただきながら、ゆったりとチェックイン手続きをします。 

ウェルカムドリンク

 

こちらはクラブラウンジからの昼の眺望です。

 

クラブラウンジからは、東京タワーの美しい眺望も楽しむことができます。ただし、クラブラウンジの位置からは、エディション東京が入る「神谷町トラストタワー」のビルが足元に見切れてしまうのが少し残念です。

 

クラブラウンジのフードプレゼンテーションのスケジュールは以下の通りです。次からは、各プレゼンテーションの様子を詳しくご紹介していきます。

フードプレゼンテーションのスケジュール
お飲み物のみ10:00~14:00
ライト
リフレッシュメント
(軽食)
14:00~16:30
イブニングカクテル17:00~19:30
ナイトスナック19:30~21:00
クラブラウンジ営業時間10:00~21:00

ライトリフレッシュメント

14:00~16:30はライトリフレッシュメント(軽食タイム)、チェックイン後すぐに始まるフードプレゼンテーションです。

軽食

まずは軽食メニューをご紹介します。軽食とはいえ、種類が豊富に揃っており、その充実ぶりはまるでちょっとしたビジネスホテルの朝食を超えているのでは?と思うほどです(笑)。

キッシュ
キッシュ
ミニバーガー
ホットドッグ

 

パンの種類も豊富で、どれもとても美味しかったです。特にオークラ名物の「シュネイク」はぜひ一度食べていただきたい一品です。シュネイクについては、朝食のところで詳しくご紹介しますのでお楽しみに!

パン(バゲット、パン•オ•レザン他)
パン(クロワッサン、メロンパン他)
サラダ
サラダ(海藻、チーズ、プチトマト他)
ドレッシング各種
フルーツ

ケーキは見本を見て選び、冷蔵庫から取り出すスタイルです。どれも美味しかったのですが、特に「ピスタチオシュークリーム」が絶品でした。ピスタチオの風味がしっかり感じられ、満足感の高い一品でした。

ジャンダル

ただ、「チョコレートとカラメルのタルト」は少し甘すぎと感じました。甘いものが好きな僕でも、ちょっと「しつこい」と思ってしまいました。

 

プチケーキ
プチケーキ見本
スコーン(クランベリーと紅茶)
カナダ産メイプルシロップ

地元、赤坂塩野のモナカがあるのは嬉しいですね。

バター(クロテッドクリーム、ボルディエバター)
赤坂塩野のモナカ

お酒・ドリンク類

コーヒーマシンは2台あり、混雑時でも安心して利用できます。ただ、正直なところ、僕にはマシンごとの味の違いはあまり感じられませんでした。

コーヒーマシン1
コーヒーマシン2

紅茶はスリランカのディルマ。

茶器
紅茶(ディルマ)

お出汁もありました。

お出汁(雅結寿)
ジュース(オレンジ、グレープフルーツ)

ドリンクは冷蔵庫から取り出すスタイルで、ビールはアサヒスーパードライとハイネケン、ノンアルコールビールもあります。

冷蔵庫(ソフトドリンク、ビール他)

ワインはこちらのコーナーにありました。ノンアルコールワインもあります。

ワインコーナー
ノンアルコールワイン

ワインは「ブルゴーニュ」、「ブシャール・ペール・エ・フィス」、「クロ・サン・タンヌ」など、シャンパンはジャカールなどがあります。

ワイン(ブルゴーニュ他)
シャンパン(ジャカール他)

 

ちらもオークラのクラブラウンジ名物、絞りたてのオレンジジュースです。注文すると、その場で新鮮なオレンジを絞って作ってもらえるので、フレッシュな味わいが楽しめます。

ジャンダル

ちょっと量は少ないですがメチャメチャ美味しいのでオススメです。

搾りたてオレンジジュース

 

食べたもの

ちらが僕が1回目に取ってきたものです。パンと塩野のモナカ、サラダ、フルーツを楽しみました。それぞれが美味しく、バランスを意識した?チョイスです。

 

2回目はこちらです。

スコーン、チョコレートカラメルタルト、ベリームースのプティガトー、ピスタチオシュークリーム、マカロン、プリン、ギモーブショコラ、スフレフロマージュなど、どれも美味しくてつい手が伸びてしまいました。甘いもの好きにはたまりません!(ちょっと食べすぎてしまいました😅)

外の景色を眺めながら、贅沢なひとときを過ごすことができました。静かな空間で、食事やドリンクを楽しみながら、心地よい時間が流れていきました。

イブニングカクテル

17:00~19:30はイブニングカクテルの時間で、お酒とともにおつまみやオードブルを楽しめるフードプレゼンテーションが提供されます。オシャレな雰囲気の中で、リラックスしながら美味しいお酒と食事を堪能できます。

 

軽食

まずは軽食メニューをご紹介します。

ホットミールは2種類、エビのカダイフ包揚げとチキンのクリームソースが提供されました。他のホテルのクラブラウンジによくある、大皿にドカッと盛られた料理とは異なり、一つ一つ小分けにされていて、より洗練された印象を受けました。

エビのカダイフ包揚げ
チキンのクリームソース

スモークチキンや生ハムはとても人気があり、補充されてもすぐに無くなってしまいます。

スモークサーモン
ひこま豚の生ハム、オリーブマリネ

サラダはライトリフレッシュメントと同じものです。チーズは2種類でした。

サラダ
チーズ

パンはバケットやフォカッチャなどがあり、無くなるたびに違う種類のパンが補充されてくるので、食べ比べする楽しさもあります。どれも美味しくて、種類が豊富なので飽きずに楽しめました。

バケット
フォカッチャ他

ナッツとポテトチップスも提供されており、特にイベリコ豚風味のポテチはクセになる美味しさです。豊かな風味が広がり、お酒のおつまみにぴったりでした。

ミックスナッツ、ナッツ&フルーツ
金平糖、ポテトチップス(イベリコ豚風味)

お酒・ドリンク類

ワインコーナーです。ライトリフレッシュメントと同じ内容ですね。

ワインコーナー
ワイン(クロ・サン・タンヌ、ブルゴーニュ他)
シャンパン(ジャカール他)ワイン(ブシャール・ペール・エ・フィス)

ウイスキーは「竹鶴」「響」、リキュール類は「カンパリ」などが揃います。

ウイスキー(響、竹鶴他)リキュール(カンパリ他)
ジュース(オレンジ、グレープフルーツ)

食べたもの

こちらが僕が1回目に取ってきたものです。

バゲット、くるみパン、チーズ、生ハム、キッシュ、スモークサーモンなどを楽しみました。特にバゲットとバターが美味しくて、パンにたっぷりとつけてしまいました。ほんのり塩気が効いていて絶品でした。

2回目はこちらです。ホットミールと生ハムが美味しかったです。

ジャンダル

ホットミールが美味しいと嬉しい気分になりますよね。

夜景を眺めながらの食事は、特別感のある贅沢な時間でした。美しい景色とともに味わう料理やお酒は、より一層美味しく感じられ、非日常の雰囲気を楽しむことができました。

ナイトスナック

19:30~21:00はナイトスナックです、お酒と軽めのおつまみが楽しめるフードプレゼンテーションです。

内容はイブニングカクテルから軽食を省いたような構成となっているため、詳細は割愛します。時間が遅めということもあり、混雑が少なく、ゆったりとした雰囲気の中でのんびり過ごせるのが魅力です。

 

クラブラウンジからの夜景

ここからはクラブラウンジからの夜景を御覧ください。

 

クラブラウンジからの眺めは、僕が泊まった部屋よりも東京タワーがよく見えました。

 

朝食

 

こからは朝食のご紹介です。

朝食は、プレステージタワー5階のオールデイダイニング「オーキッド」、またはルームサービスで楽しめます。さらに、追加料金を支払えば、ヘリテージウイングのレストラン「ヌーヴェル・エポック」や「山里」でもいただけます。

朝食会場提供時間
オーキッド7:00~10:00
ルームサービス6:00~11:30
※和朝食7:00~9:30
山里7:00~9:30(平日)
7:00~10:00(土日祝)
ヌーヴェル・エポック7:30~9:30

オーキッドでの朝食

今回は、オールデイダイニング「オーキッド」での朝食をご紹介します。

オーキッドは、広々とした空間にゆとりある席が配置され、大きな窓から差し込む光が心地よい、明るく爽やかなレストランです。

クラブフロア以外の宿泊者も利用するため、朝の時間帯はかなり混雑します。僕は7:30頃に行ったのでスムーズに入れましたが、8:30頃には行列ができていました。早めの時間に行くのがオススメです。

 

卵料理はエッグステーションにてその場で調理していただけます。

 

席に着くと、コーヒーや紅茶などの飲み物を注文でき、スタッフさんが席まで持ってきてくれます。その他の料理はすべてビュッフェ形式で、自分の好きなものを自由に楽しめます。

 

お料理

それではここからお料理をくわしくご紹介していきます。

パン(シュネイク、クグロフ、チーズロール)
パン(シナモンロール、フロマージュ他)

パンはどれも驚くほど美味しいのですが、オークラ伝統のパンといえば「シュネイク」。ブリオッシュ生地にアーモンドクリームを巻き込んだ、オークラ名物の一品です。

ジャンダル

しっとりとした食感と香ばしい風味が絶妙で、ぜひ味わってほしいパンです。

パン(クレームダノワーズ、クロワッサン)
ドーナツ、ブリオッシュ他
食パン(イングリッシュブレッド他)
パンのおとも

バゲットはその場でカットしてもらえます。

 

ここからは和食系のメニューのご紹介です。

ご飯、五目おこわ
黒千石納豆、温泉卵
たくあん、かつお梅、昆布
ハム、スモークサーモン他
ジャンダル

僕はホテルであまり和食を選ばないのですが、明太子が食べ放題になっているのを見て、思わずテンションが爆上がりしましたw

明太子、きんぴらごぼう、湯葉巻き他
かまぼこ、がんも煮、大根煮他
野菜のオーブン煮、ソーセージ、チーズフライ他
メイプルシロップ、ワッフル、パンケーキ
ポークハム、ベーコン、温野菜、ソーセージ
ポークソーセージ、スクランブルエッグ
ジャンダル

サラダの種類はそれほど多くありませんでしたが、どれも新鮮で美味しく、素材の良さを感じることができました。

サラダ(ツナ、ポテトサラダ他)
サラダ(キュウリ、トマト)
ドレッシング各種
フルーツ各種
シリアル各種
りんごソース、ヨーグルト、苺コンポート
チーズ、ドライフルーツ、ナッツ

ドリンク

ジュースも豊富に取り揃えています。オークラオリジナルの「プランテーションティー」が美味しかったです。

ジュース各種
プランテーションティー、ジュース

エッグステーション

卵料理はエッグステーションでその場で調理していただけます。

 

僕はオムレツが大好きなので、具材を全部入れてお願いしました。さすがの腕前で、きれいなオムレツに仕上げてもらえました。

 

食べたもの

んなオムレツを含め、僕が取ってきたお料理はこちらです。オムレツ、サラダ、ソーセージ、温野菜、ベーコン、クロワッサン、食パンをいただきました。

ジャンダル

やっぱり作りたてのオムレツが最高に美味しかったです。

 

その後はデザート類です。パンケーキ、ワッフル、プルーンコンポート、パイナップル、イチゴをいただきました。別腹とはいえ、つい食べすぎてしまいました。

ジャンダル

デザートの中ではプルーンコンポートが美味しかったです。

 

世界一のフレンチトースト

オークラの朝食で外せない伝統料理と言えば、世界一とも評される「フレンチトースト」です。

フレンチトースト
(2ピース)
3000円(税込)
フレンチトースト
(ハーフ)
2300円(税込)
メイプルシロップ、ジャム付き

こちらは別料金となりますがぜひ一度食べていただきたいです。注文制で焼き上がりに時間15分ほどかかるので早めに注文した方がいいでしょう。またビュッフェでお腹いっぱいになるのでハーフを注文するのがオススメです。

卵液に片面12時間づつ24時間じっくりと漬け込んだパンを、15分かけて丁寧に焼き上げたフレンチトーストは中身がトロッとしていて旨みがジュワーっと広がります。

デコレーションを施すわけでもなく、素材と手間暇をかけることで、こんなにも美味しいフレンチトーストが完成するのかと感動を覚える味わいでした。オークラ自慢のフレンチトーストは、素材の良さと丁寧な作り込みが感じられ、ぜひ一度試してみてほしい一品です。

ジャンダル

少々お高いですがぜひ食べていただきたい一品です。

フレンチトースト(ハーフ)

 

レシピはこちらに公開されています↓
オークラ特製フレンチトーストレシピ

 

まとめ

それでは「The Okura Tokyo」のクラブラウンジと朝食の感想をまとめたいと思います。

よかった点

・年齢層が高く、落ち着いた空間(ラウンジ)
みなさんきちんと服装でドレスコードを守り、上品で品格ある会話を楽しまれている方が多く、とてもゆったりと過ごされているのがとても印象的でした。

・ラウンジのお料理が充実(ラウンジ)
クラブラウンジのお料理というと軽食やオードブルという位置付けが普通ですが、こちらでは夕食がわりになる量がいただけるでしょう。

ークラ伝統の「フレンチトースト」(朝食)
手間暇をかけじっくりと焼き上げられた一品はトロッとした食感にジュワッとしみだす美味しさは感動するものがありました。

残念だった点

生ハムがすぐになくなってしまう(ラウンジ)
生ハムはすぐに売り切れてしまい、補充されてもあっという間にお皿が空になってしまう。

チョコレートカラメルタルトが甘すぎ(ラウンジ)
チョコレートカラメルタルトは甘過ぎてしつこさが気になりました。

「オーキッド」が騒がしい(朝食)
オーキッドでの朝食は、少し騒がしい印象を受けました。
 

おわりに

「The Okura Tokyo」のクラブラウンジと朝食は、素晴らしい宿泊体験でした。豪華で落ち着いた空間、そして上品なサービスが、滞在を一層快適にしてくれました。

クラブラウンジでは、美味しい食事とドリンクを楽しむだけでなく、プライベートな空間でリラックスして過ごせました。スタッフの方々は、親切でフレンドリーでありながら、適度な距離感を保って接客してくれる点も嬉しかったです。

朝食も、豊富なメニューが揃い、どれも一流ホテルならではの素晴らしい味わいでした。朝の光が差し込む明るいレストランは開放感があり、爽やかな雰囲気の中で、気持ち良く一日をスタートできました。

総合的に見て、「The Okura Tokyo」のクラブラウンジと朝食は、非常に高品質で満足度の高いものでした。日系の御三家ホテルのきめ細やかサービスをお望みの方には、ぜひオススメしたいホテルです。

ジャンダル

最後までご覧いただきありがとうございました。

前回の記事はこちらからどうぞ⇩

 

この宿泊はYahoo!トラベルで予約をしました。

その他、口コミや予約はこちらのリンクもご活用ください

 

The Okura Tokyo
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目10−4
TEL.03-3582-0111
公式HP:https://theokuratokyo.jp
アクセス:東京メトロ銀座線「虎ノ門ヒルズ駅」徒歩 5分
開業年:1962年5月20日(2019年9月12日リニューアルオープン)
チェックイン15:00/チェックアウト12:00
お部屋:総客室数508室
大浴場:27階Okura Fitness & Spa ※サウナ有り
駐車場:有り
 滞在中無料

 

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