下町情緒と観光客の熱気があふれる浅草。浅草寺にお参りをすませ仲見世通りのにぎわいを抜けると、今回ご紹介する「天然温泉 凌雲の湯 御宿野乃 浅草」が見えてきます。
浅草の中心エリアで天然温泉と本格サウナ、さらに“いくらかけ放題海鮮丼”という驚きの朝食が味わえる、ドーミーインの和風プレミアムブランドです。2019年7月開業とまだ築浅で、客室や館内設備はピカピカ。実際に一泊して分かった魅力と注意点を、たっぷりの写真とともにお届けします。
前回の記事では浅草グルメ観光をご紹介しました。今回はその続きとして泊まったホテルの紹介をしていきます。
前回の浅草グルメ観光の様子はこちらからどうぞ💁

アクセス・立地
- 所在地:浅草寺裏手、花やしき至近
- 最寄駅:つくばエクスプレス浅草駅から徒歩4分/銀座線浅草駅から徒歩8分
- 周辺環境:WINDS場外馬券売場やホッピー通りが目の前—下町情緒あふれる“ザ・浅草”エリアです。
コンビニはファミマ(徒歩30秒)・ローソン(2分)・セブン(3分)がそろい、買い出しに困りません。
浅草寺の裏側で「浅草花やしき」のすぐ近くと立地も素晴らしいですね。目の前には場外馬券売り場の「WINDS」や「ホッピー通り」など雑多な印象もありますが、まさに「ザ・浅草」とえる地域にあります。
ベージュの壁面に館名の照明をあしらった外観は、都心ホテルながら“温泉旅館らしさ”を巧みに演出。夜は柔らかなライトに照らされ、旅情が一気に高まります。

メインエントランスはさらに和風の作りになっていました、温泉地の高級旅館みたいですね。

館内の様子
チェックイン後まず靴を鍵付きロッカーへ収納。以後は客室も廊下も素足or館内着でOK。旅館同様に床が柔らかく、足音が吸収されて静かに感じます。希望者には無料の使い捨てスリッパをフロントでいただけます。

なんだかスーパー銭湯みたいですねw


僕が泊まったのは8階のお部屋で窓からは「浅草花やしき」が少しだけ見えました。
浅草あたりだと8Fでも周りの建物に囲まれて眺望がいいとは言えないですが、部屋によっては東京スカイツリーが見える部屋もあるようなので次回に期待です。


客室の様子
入室すると畳と大きなベッドがお出迎え。和のテイストでまとめられ、ホテルにいながら旅館のような落ち着きを感じます。
ベッドは布団ではなくロータイプベッドを採用。マットレスは全米ホテルシェアNo.1のサータ社製で、やや硬めながら体をしっかり支えてくれる寝心地でした。


ベッドサイドには目覚まし時計とコンセント、USB(タイプA)が各2口ずつ備わり、就寝中のスマホ充電も問題ありません


次は振り返って玄関側を見てみましょう。
ドーミーイン系列の特徴として寝室と玄関の間に扉が一枚あるのですが、廊下の物音が軽減するので安心して過ごすことができて嬉しいサービス設備だと思います。


お風呂は大浴場があるので部屋にはシャワーブースがあるのみです。
大浴場があるのでこちらを使うことはあまりないでしょう。


すぐ横はトイレです、最新のタイプで壁に操作板があります。


アメニティについて
さてここからはアメニティをご紹介します。
洗面台の引き出しにはこのようなものが入ってました。


その隣にはお茶のセットがあります、和風のコンセプトなのでお茶だけなんでしょうけど、僕としてはコーヒーが無かったのが残念でした。


またウェルカムドリンクとウェルカムフルーツのサービスもあります、ウェルカムドリンクは1Fの冷蔵庫から持ってくるスタイルでフルーツは冷蔵庫に入っています。


館内着はセパレートタイプです、僕は浴衣が嫌いなので嬉しかったです。ワッフル素材で柔らかく肌触りも良かったです。館内着は大浴場や朝食にもきて生きるので、寝る時だけではなくチェックイン後はすぐに着替えてしまうのがオススメです。



浴衣で寝ると朝起きたら大体はだけてるんですよね〜笑


温泉大浴場について
大浴場は地下1Fにあります、写真を撮れないので公式サイトからお借りすることにします。


温泉のお湯は黒湯でとても温まるトロッとしたタイプの温泉でした。都心でよくある地面を深くまで掘って、大昔の海水を出すタイプですね。
泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
サウナは少しせまく温度は結構高めですが、テレビがあって長く入っていられました。水風呂もチラーによってちゃんと冷たくてしっかり「ととのう」ことができました。
水風呂の後は露天の外気浴スペースでゆっくりととのえます。ただ「ととのいチェア」が少ないので居場所に困ることがたまにありました。
無料サービスについて
ドーミーイン系列では湯上がりに無料でアイスをいただくことができるんです、ぜひ貰っていきましょう。
(朝風呂の場合は乳酸菌飲料)
ドーミーイン系列で無料サービスといえば、なんと言っても夜鳴きそばですよね!夜9時から11時まで無料で食べらるんです。おかわりもできますよ(部屋に持って上がってもOK)



おかわりもできますよ(部屋に持って上がってもOKです)


至れり尽くせりでとてもリラックスして眠ることができました。
おやすみなさい〜
朝食について
ティーレーティーレーラッタッター♫(ドラクエ風)おはようございます‼︎
さあおまちかねの朝食です。
なんとなんとこちらではイクラかけ放題の海鮮丼が食べられるのです‼︎



この朝食を目当てにこの宿を選んだと言っても過言ではない‼︎
ですがしかし…テンションが上がりすぎてすみません写真を撮り忘れましたので🥲… 公式HPから写真をお借りします。
見てくださいこのイクラの量、お刺身も自由に取り放題なんです‼︎ これはテンション上がりますよね。




またオムレツなどの卵料理はライブキッチンでその場で焼いてくれます。各種小鉢やパンも美味しくて、もしイクラ海鮮丼がなくても大変満足できる内容でした。
大満足で朝食を終えることができましたが、この後食べ過ぎでしばらく動けなくなりましたw
まとめ
今回は浅草の和風コンセプトホテル「天然温泉 凌雲の湯 御宿野乃 浅草」のご紹介でしたが、この辺りで感想をまとめたいと思います。
良かった点
充実のサービスと癒しの和風コンセプト
ドーミーインの系列なので至れり尽くせりのサービスが充実
温泉とサウナ設備の質の高さ
温泉もサウナもさすがのレベルで「わかっているな」という印象
最高の朝食
朝食のイクラ丼、卵料理や小鉢など、とても美味しくて大満足
気になった点
周辺環境が庶民的
浅草寺の裏手の方なのでティープな浅草に出会う
サウナ後のととのいチェアの少なさ
混雑時にはちょっと居場所が少なくて困ってしまうことがあった
客室のせまさ
シングルルームで14.06〜15.0㎡とちょっとせまい


「天然温泉 凌雲の湯 御宿野乃 浅草」はあのドーミーインが手がける和風のコンセプトホテルで和のいいところと洋のいいところを合わせ持つとても満足度の高いホテルでした。
東京の下町浅草にありながら天然温泉の大浴場やサウナに入ることができ、ドーミーインお馴染みの無料サービス、充実の朝食とどれもレベルの高さがうかがえます。
最近では週末のちょっとした癒しにホテルでゆっくり過ごすことが「ホカンス」と言われ、流行っているそうです。都会の生活に疲れた心と体を癒しにぜひ皆様も一度泊まられることをオススメします。
それでは今回もご覧いただき
ありがとうございました〜
天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草
〒111-0032 東京都台東区浅草2-7-20(MAP)
TEL 03-5830-0510 / FAX 03-5828-3470
E-mail inn-nonoasakusa@dormy-hotels.com
アクセス[電車の場合]
つくばエクスプレス線「浅草駅」より徒歩約4分
銀座線「浅草駅」より徒歩約8分チェックイン15:00/チェックアウト11:00
※プランによって時間が異なる場合がございます。
客室154室 (シングル49室、ダブル75室、クイーン8室、ツイン22室)
駐車場11台 1泊1台3,500円/利用可能時間15:00~翌11:00 ※予約制

